2016.03.31 生涯スポーツ・環境委員会

ニチレイチャレンジ特別泳力検定会

平成28年3月31日 日刊スポーツ掲載記事より

特別検定会では五輪メダリストの水泳教室も行われる予定。写真は柴田亜衣さん
模範泳法を見せる中村真衣さん

日本水泳連盟認定の「ニチレイチャレンジ泳力検定会」(ニチレイ協賛、日刊スポーツ新聞社協力)が、今年も全国各地で開催される。

種目別に定められた基準タイムで泳ぐと1~5級の認定証とバッジがもらえる。国民の健康増進にも寄与する全国統一の検定制度として、98年(平10)の制定以降、社会的に高く評価されている。5日には東京辰巳国際水泳場、6日には長崎・佐世保市温水プールで特別検定会が行われた。

(公財)日本水泳連盟はロンドンオリンピックで戦後最高となる11個のメダル獲得の実績を残した。今夏のリオデジャネイロ五輪ではその更新を目指しているが、そのための競技力向上の目標とともに、生涯スポーツとしての水泳の普及というもうひとつの大きなテーマを持っている。

こうした中で、青木剛会長は「この制度が多くの皆さんに支えられながら全国に浸透し、水泳愛好者に身近な目標と達成感をもたらし、ひいては水泳選手への登竜門となっていることは非常に喜ばしい。ジュニア層だけでなく中高年の水泳愛好者にも目標とされ、健康維持・管理に効果を上げてくれるものと思う」と、同連盟ホームページを通じて、スポーツによる社会貢献活動の一環として同制度がさらなる広がりを見せることにに期待を込めた。