2015.03.08 生涯スポーツ・環境委員会

第15回東京都小中学生ジュニアスプリント水泳大会

平成27年3月8日 日刊スポーツ掲載記事より

水泳の楽しさを話す、左から宮下純一氏、加藤ゆかさん、上田春佳さん

日本水泳連盟認定「ニチレイチャレンジ特別泳力検定会」を兼ねた「第15回東京都小中学生ジュニアスプリント水泳大会」が7日、東京辰巳国際水泳場で始まった。ゲストに北京五輪男子400㍍メドレーリレー銅メダルの宮下純一氏(31)らを迎え、未来の五輪代表を目指す子どもたちが力泳した。同検定は全国統一の種目別基準タイムで泳ぐと1〜5級の認定証などがもらえる制度。大会は今日8日も行われ、2日間合計で3345人が参加する。
宮下氏が子どもたちにエールを送った。競技の合間にロンドン五輪女子400㍍メドレーリレー銅メダルの加藤ゆかさん(28)上田春佳さん(26)の2人とトークショーを行い、「今の夢をあきらめずに頑張ってほしい」と熱弁を振った。北京五輪メドレーリレーメンバーに選ばれた話では「(男子100㍍背泳ぎ)日本選手権2位での出場だった。五輪の準決で初めて(アテネ五輪同種目銅メダルの)森田智己選手に勝った。20年水泳をあきらめずに続けてきてよかった」と闘魂エピソードを披露。「勝負も重要だが、自分との闘いが大事」と話した。メダリスト3人の共通点は「水泳を好きであり続ける」こと。「楽しくやらないと結果もついてこない」という上田さんの話に全員で大きくうなずいていた。

会場の辰巳国際水泳場では8月14日に「水泳の日2015」イベントが行われる。歴代メダリストのリレーも予定されている。