2019.08.17

初日から大会記録が誕生(インターハイ) <第87回日本高等学校選手権水泳競技大会/第59回全国中学校水泳競技大会>

<第87回日本高等学校選手権水泳競技大会>
[競泳]1日目
次世代を担う高校生たちの日本一を決める、第87回日本高等学校選手権水泳競技大会(インターハイ)が熊本県・熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)で開幕を迎えた。

地元熊本県のルーテル学院高等学校の田上舞美の選手宣誓から始まった今大会。選手たちは初日から躍動感溢れる泳ぎを披露する。

男子4×100mリレーでは、湘南工大附属と日大豊山が最後まで接戦を演じる好レースとなった。結果、2校とも大会記録を更新する戦いを繰り広げ、このレースに3分23秒26で勝利したのは湘南工大附属だった。日大豊山は2位ながら、3分23秒36の好タイムをマークした。

男子200m平泳ぎは、谷口卓(日大豊山)が「得意のスプリント力を生かしてラスト50mで勝負した」という言葉通り、150mをターンしてから一気にライバルたちをごぼう抜きをして2分11秒13で優勝を果たす。

女子200m平泳ぎでは2分26秒49の好タイムで、熊本県出身の緒方温菜(近畿大学付属)が優勝を飾って会場を沸かせた。

男女の200m個人メドレーは、女子は谷川亜華葉(四条畷学園)、男子は小方颯(日大高校)のそれぞれ1年生が優勝した。

[飛込]1日目
沖縄県・奥武山総合運動場 奥武山水泳プールで開催されている飛込競技。初日は女子高飛込の予選と決勝が行われた。

その予選を7位で通過していた山崎佳蓮(高知商業)が、制限選択飛を終えた時点で安田舞(帝京)に次ぐ2位の得点をマーク。自由選択飛の2本目、安田がミスをしたところでトップを奪った山崎が、その後は安定した演技を披露し、440.80ポイントをマークして優勝を果たした。

2位は412.65で安田、予選で3位だった熊木蘭が決勝でも401.80の3位を獲得した。

[水球]1日目
飛込競技と同じ、沖縄県・奥武山総合運動場 奥武山水泳プールで行われている水球競技の初日は、1回戦の4試合に加え、2回戦の2試合が行われた。

この日に準々決勝進出を決めたのは、長浜北星(滋賀)との対戦を13対9で制した埼玉の埼玉栄と、新潟産業大学付属(新潟)を18対7で下した明大中野(東京)の2校。

明日、残りの2回戦の6試合が行われ、準々決勝の対戦カードが決定する。


<第59回全国中学校水泳競技大会>
[競泳]1日目
第59回全国中学校水泳競技大会が、競泳915人、飛込62人の選手を京都に迎え、京都アクアアリーナで開幕した。
競泳の初日に行われた競技は、予選のみ8種目。女子4×100mリレーは淑徳巣鴨が4分00秒51で、男子4×100mリレーでは五井が大会記録にあと1秒38にまで迫る3分39秒55の好記録をマークし、それぞれ1位で決勝進出を果たした。

なお、本日予選を行った種目の決勝は大会2日目に行われる。

[飛込]1日目
女子高飛込の予選、決勝が行なわれた飛込競技。予選を2位で通過していた佐々木音華(美保)が、決勝では一度もトップを譲ることのない演技を見せて高得点をマーク。340.15ポイントを獲得してこの種目初優勝を果たした。

写真1:ルーテル学院の田上が選手宣誓をしてインターハイがスタート
写真2:初日唯一の大会記録を4×100mリレーで樹立した湘南工大附属
写真3:女子高飛込で初優勝を飾った佐々木

インターハイのリザルトはこちら(大会公式HP)
http://kirokukensaku.net/0IH19/index.html

インターハイ・全国中学の競泳競技のリザルトはこちら(セイコーリザルトサービス)
http://swim.seiko.co.jp/index.html

インターハイ・全国中学の飛込競技のリザルトはこちら(セイコーリザルトサービス)
http://swim.seiko.co.jp/diving/index.html