2019.09.21

渋沢、金戸ペアが4年ぶりにシンクロナイズド3mを制する <第95回日本選手権水泳競技大会 飛込競技>

[飛込]1日目
石川県・金沢プールで開幕した、第95回日本選手権水泳競技大会 飛込競技。東京五輪に内定している選手たちも出場するため、高い注目を集めて競技がスタートした。

初日は女子3m飛板飛込の予選と決勝、男子1m飛板飛込決勝、そして男女のシンクロナイズド3mの3種目が行われた。

女子3m飛板飛込は、世界選手権5位入賞の三上紗也可(米子DC)が終始安定した演技を見せる。4本目の205Bでは50ポイント台だったものの、それ以外では60後半のポイントを獲得し続け、330.70の高得点で優勝を飾った。

男子1m飛板飛込決勝は、荒木宥図(NSP)がで3連覇を成し遂げる。「1mのベストスコアでしたので、3mに向けても自信になりました」と3m飛板飛込に向けて気持ちを高めていた。

シンクロナイズド3mでは、男子は寺内健と坂井丞(ともにミキハウス)のペアが400点に近づく395.25ポイントの高得点で優勝。2015年から5連覇を成し遂げた。1mで優勝した荒木とペアを組んだ長谷川英治(長野DC)のふたりは、寺内・坂井に近づく367.14ポイントで2位に入った。

女子は2015年に同種目を制した、金戸華と渋沢小哉芳(ともにセントラルスポーツ)のペアが4年ぶりに270.60で優勝を果たす。266.70で2位の世界選手権代表の榎本遼香(栃木DC)と宮本葉月(近畿大学)のペアとの差は、たった3.90ポイントという接戦だった。昨年から現役に復帰した渋沢は「もちろん狙ってはいましたが、本当に表彰台に立つとうれしいですね」と笑顔を見せた。

※写真1:女子のシンクロナイズド3mは金戸華・渋沢ペアが4年ぶりに制した
※写真2:世界選手権の結果が自信になったと話した三上
※写真3:男子シンクロナイズド3mは寺内・坂井が危なげなく5連覇を果たす

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