2021.04.08

2種目で日本新記録が誕生 <第97回日本選手権水泳競技大会>

©フォート・キシモト

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[競泳]5日目
第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技も後半戦に突入。5日目には、ふたつの新記録が誕生した。

男子100m自由形決勝は塩浦慎理(イトマン東進)、松井浩亮(新潟医療福祉大学職員)が飛び出す展開。50mを折り返してからは、後半が持ち味の中村克(イトマン東進)、松元克央(セントラルスポーツ)らが一気に追い上げる。ラスト15mで中村が抜け出して優勝。記録は48秒23で派遣標準記録を突破した。
2位には松元が入り、3位に関海哉(日本大学)が、そして4位の難波暉(新東工業愛知/TYR)が入り、それぞれ4×100mリレーの派遣標準記録を突破する好レースだった。

続く決勝種目は女子200mバタフライ。この種目の第一人者である長谷川涼香(東京ドーム/日本大学)が前半を59秒78で入る積極性を見せる。ラストに少し疲れが見えたものの、最後まで逃げ切って2分07秒24で派遣標準記録を突破して優勝を飾った。

世界で1、2位を争うレベルの高さを誇る男子200m平泳ぎ決勝は、記録に注目が集まった。前半から攻めたのは佐藤翔馬(東京SC/慶應義塾大学)と渡辺一平(TOYOTA)。身体半分程度の差で武良竜也(BWS)が続く展開。だが、100mを折り返すと佐藤が一気に抜け出して独走状態を築く。最後までテンポを落とさず泳ぎ切り、2分06秒40の日本新記録を樹立して日本選手権初優勝を果たした。
2位に入ったのは、ラスト50mで先行する渡辺を逆転して2分08秒66で派遣標準記録を突破した武良だった。渡辺は2分08秒76の3位となった。

男子800m自由形では、竹田涉瑚(オーエンス)と若手の黒川紫唯(イトマン富田林/近畿大学)の争いに。終始二人が並んでレースを展開し、最後の100mになってもその差は変わらず。わずかに前に出続けていた竹田だったが、最後の最後で黒川が逆転。7分49秒55で、12年ぶりに日本新記録を樹立して優勝を飾った。

ほか、女子100m自由形準決勝は池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が54秒36でトップ通過。男子200m背泳ぎは100mを制した入江陵介(イトマン東進)が1分57秒53で、女子200m平泳ぎでは宮坂倖乃(コナミスポーツ/明治大学)が2分25秒01でそれぞれ1位通過。男子200m個人メドレーは萩野公介(ブリヂストン)が1分58秒07でトップ、瀬戸大也(TEAM DAIYA)が1分58秒30の2番手につけた。

リザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2021/S70701/index.htm

予選のライブ中継は日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルから
https://www.youtube.com/channel/UClLyhI4E7BF3MmPREE9wMEg/featured

決勝はNHKで生中継
https://sports.nhk.or.jp/dream/japan-swimming/index.html