2021.05.04

決勝進出した榎本・三上・玉井の3人が入賞を飾る<第22回FINAダイビングワールドカップ>

©フォート・キシモト

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[飛込]4日目(5月4日)
第22回FINAダイビングワールドカップ2021(東京アクアティクスセンター)は折り返しの4日目。今日から個人種目のチャンピオンが決まる。

4日目は女子高飛込の予選、女子3m飛板飛込と男子高飛込の2種目の決勝が行われた。

まずは女子高飛込予選。日本からは、すでに五輪代表に内定している荒井祭里(武庫川女子大学/JSS宝塚)と最後の切符に挑む安田舞(日本体育大学/米子DC)が出場。

荒井は205Bのみ入水が乱れてしまったものの、その他は安定した演技を披露し、5位で準決勝に進出した。一方の安田は、3本目までミスを最小限にとどめた演技を披露していたが、4本目の305Cと5本目の5253Bで大きくミス。最後に24位に順位を落とし、準決勝進出を逃してしまった。

©フォート・キシモト 演技順を待つ荒井
©フォート・キシモト 安田の飛び出し前

続いて女子3m飛板飛込の決勝には榎本遼香(栃木県スポーツ協会)と三上紗也可(日本体育大学/米子DC)が登場。

五輪派遣基準をクリアした榎本は前半2種目でどちらも65ポイント以上の高得点を出し、2ラウンド終了時点で3位と好位置につける。しかし4本目の305Bで回転を抑えられず入水が乱れてしまい、4ラウンド終了時点で入賞圏外となってしまったが、最終演技の205Bで63.00の高得点を決め、299.10で8位に。入賞を果たした。

代表に内定している三上は、前半で得点を伸ばすことができず、3ラウンド終了時点で9位と出遅れ気味だった。しかし4本目の205Bで72.00の高得点を出すと、最後の大技5154Bでは目立ったミスなくまとめ、合計307.20で6位入賞を果たした。

優勝は全演技70ポイント以上の高得点で他を圧倒した、中国のCHEN Yiwenが合計383.55で金メダルを獲得した。

©フォート・キシモト 入賞をたたえあう三上(左)・榎本(右)

最終種目は男子高飛込。準決勝を9位で通過した玉井は、1本目の407Cで83.20の高い評価を受けてスタート。その後も70ポイント以上の得点を重ね、4ラウンド終了時点では4位につける。だが、5本目の307Cと得意としていた6本目の5255Bで得点を伸ばすことができなかったものの、前半の成功が功を奏し424.00で8位入賞となった。

優勝したのは大本命イギリスのDALEY Thomas。90ポイント以上の演技を多く披露すると、最終演技の207Bでは驚異の104.40(満点は108.00)をマーク。準決勝は2位通過であったものの、終わってみれば541.70で圧勝。堂々の優勝を飾った。

©フォート・キシモト 競技後に記念撮影する玉井(左)と馬淵コーチ(右)

5日以降もまだまだ日本人選手が出場予定。好結果が出ることを期待したい。

リザルトはこちら

https://www.omegatiming.com/2021/diving-world-cup-live-results

テレビ朝日CSテレ朝チャンネル2で生中継! 放送予定はこちら!

https://www.tv-asahi.co.jp/swimming/

一部、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルで放送します。

https://www.youtube.com/channel/UCI-w8qGuG4PlmZ25m9x_Q_A