2022.08.24

女子100m平泳ぎで小畠が大会新記録を樹立[競泳]/女子3m飛板飛込で関野が優勝[飛込]/13〜15歳区分ソロで三井が逆転優勝[AS](第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会)

女子15~16歳 100m平泳ぎ 決勝 小畠優々美 (NECGSC玉川) ©フォート・キシモト

男子CS 1500m自由形 決勝 宇野舜哉 (枚方SS) ©フォート・キシモト

女子15~16歳 200m背泳ぎ 決勝 園部ゆあら (スウィン大教) ©フォート・キシモト

女子CS 200m背泳ぎ 決勝 弘中花音 (イトマン) ©フォート・キシモト

男子13~14歳 200m自由形 決勝 古江良 (スウィン北本) ©フォート・キシモト

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[競泳]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70601/index.htm

競泳競技も中盤戦の大会3日目を迎え、この日から本格的に13歳以上の区分のレースが行われていく。この日の新記録は1。

15〜16歳区分女子100m平泳ぎでは、前半を31秒98で折り返した小畠優々美が、後半もそのテンポを維持し続ける。そのまま小畠はグングン周りとの差を広げていき、1分07秒83でフィニッシュ。従来の記録を0秒5近く縮める大会新記録を樹立し、インターハイに続いて優勝を果たした。

最初から混線が予想されていたCS区分男子1500m自由形は、宇野舜哉(枚方SS)、全国中学優勝の今福和志(枚方SS牧野)、インターハイ2位の蔵本大和(柏洋・柏/市川高校)の三つ巴の戦いに。途中、中学3年生の今福が高校生ふたりを従えるかたちでレースが展開。そのまま逃げ切るかと思われたが、1250mで宇野が逆転。ラストスパートをかけた宇野が今福の追い上げを振り切り、15分29秒24で優勝。今福は15分29秒71で2位、蔵本は15分31秒58の3位となった。

15〜16歳区分女子200m背泳ぎでは、決勝で唯一の中学生である園部ゆあら(スウィン大教)が前半から積極的に攻める泳ぎを見せ、2分12秒39と大会記録にあと0秒21にまで迫る快泳で優勝。全国中学に続いてこの種目を制した。CS区分女子200m背泳ぎは、前半から抜け出した弘中花音(イトマン/四條畷学園)が2位以下に5秒近い差をつける2分10秒61で、インターハイに続く優勝を飾った。

13〜14歳区分男子200m自由形では、安藤陽(枚方SS牧野)、横田赳大(CACSS)、古江良(スウィン北本)の3人がラスト15mで並び、そのまま横一線でフィニッシュになだれ込む。コンマ数秒の大接戦を制したのは、前半から攻めていった古江。1分53秒46で見事逃げ切った。100分の2秒差で安藤が2位、横田は1分53秒58の3位となった。

[飛込]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/2022/05/jp/index.html

この日の飛込競技は、12〜13歳区分女子1m飛板飛込、14〜15歳区分男子高飛込、16〜18歳区分女子3m飛板飛込に加え、男女の3mシンクロ飛板飛込が行われた。

12〜13歳区分女子1m飛板飛込は、初日の高飛込で2位だった八木星輝(神奈川DC)が順調に得点を重ねていく。途中、唐渡友唯(香川DC)にトップを譲るも、5ラウンド目に再度逆転。合計282.10で優勝を果たした。唐渡は271.30の2位、3位には263.65で赤木陽音(岡山DC)が入った。

14〜15歳区分男子高飛込では、1ラウンド目こそ6位スタートだったが、2ラウンド目からは大きなミスなく安定した演技を披露した神田新(佐賀DC)が2位の片岡三亮(concent)に50ポイント以上の差をつける、406.85で優勝を飾った。

16〜18歳区分女子3m飛板飛込では、関野思衣(栃木DC)が制限選択飛の5ラウンドで1位をキープ。自由選択飛に入る6ラウンド目には、佐々木音華(米子DC)が105Bで51.60を獲得してトップに立つ。だが7ラウンド目に107Cで54.60を獲得した関野が逆転して再度1位に立つと、8、9ラウンドでも安定して50ポイント以上の得点を積み重ね、インターハイは2位に終わった悔しさを晴らす425.20で優勝を果たした。

2組の出場となった男子3mシンクロ飛板飛込では、制限選択飛でトップだった川村健斗、瓶子礼智組(ともに高知SC)に一時は10ポイント以上つけられていた差を、自由選択飛に入った途端に一気に縮めた片岡、坂田力毅組(高岡SC)。最終5ラウンドで、片岡、坂田組が川村、瓶子組を3ポイント上回り逆転。233.88で1位となった。川村、瓶子組は230.40の2位となった。

女子の同種目も2組の出場。伊藤和奏(京都明徳高)、黒川菜々実(大阪水泳学校)のペアが189.45で1位を獲得。藤岡唯之、井上優奈(ともに高知SC)のペアは、最終5ラウンド目で伊藤、黒川ペアを上回る42.21を獲得するも届かず、167.25で2位となった。

[水球]3日目
リザルト:https://swim.or.jp/tournament/27317/

連日30試合を超えるゲームが行われている水球競技の3日目。この日で予選リーグ、予選トーナメントが終了。A区分(12歳以下男女)、B区分(15歳以下男子)、C区分(15歳以下女子)、E区分(18歳以下女子)それぞれ、決勝トーナメント進出チームが決定した。
大会4日目の決勝トーナメントはノックアウト方式で最終日まで試合が行われていく。

[AS]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/artistic/2022/03/jp/index.html

アーティスティックスイミング競技の3日目は、13〜15歳区分のフィギュア競技が行われ、これで同区分のソロ、デュエット、チームの総合結果が決まった。

フィギュア競技70.9929のトップスコアを出したのは、三井理沙子(井村アーティスティックスイミングクラブ)。2番目に白波瀬菜桜(国士舘ASクラブ)で70.7439、そして3番手には坪井麗美伽(みえA.S.C)が70.3860を獲得。この3人が70ポイントを超える得点をマークした。

そしてこのフィギュア競技の結果を経て、同区分ソロはルーティンで2位だった三井が逆転で合計146.3262を獲得して優勝を果たした。ルーティン1位だった白波瀬は146.2772で、0.1ポイントもない僅差で2位となった。3位にはフィギュア競技でも3番目のポイントを獲得した坪井が144.5527で入った。

デュエットではルーティンでもトップだった三井と松本レナ(井村アーティスティックスイミングクラブ)のペアが合計148.1544として、144.9825で2位の国士舘ASクラブの白波瀬、百々愛菜実のペアに3ポイント以上の差をつけて優勝を飾った。

チームはルーティンで3番手だった京都踏水会水泳学園がフィギュア競技の得点を加えることで逆転を果たし、合計139.9153で優勝。2位は井村アーティスティックスイミングクラブで合計139.5561を獲得。そして3位にはルーティントップだったミキハウス東京ASCが137.8149で入った。

15〜18歳区分の競技は、テクニカルとフリーのそれぞれのルーティンの合計点で争われる五輪方式。この日行われたのはソロ、デュエット、フリーのテクニカルルーティン。

ソロは京都踏水会水泳学園の坂本和香奈で79.2187を獲得。2位の金山万明里(井村アーティスティックスイミングクラブ)には、1.4ポイントの差をつける。ただ、2位の金山万も77.7446と決してレベルは低くない得点をマーク。3位には金山万の姉妹である金山千明里(井村アーティスティックスイミングクラブ)が77.2457で続いた。

デュエットでは坂本と三矢優希(京都踏水会水泳学園)のペアが78.8570でトップに立つ。ただ、2位の金山千、金山万の井村アーティスティックスイミングクラブのペアも78.0752を獲得しており僅差の戦いに。3位には77.5570で和田京羽、古志野日菜子ペア(長野アーティスティックスイミングクラブ)が続いた。

チームのテクニカルでは、金山万、金山千姉妹有する井村アーティスティックスイミングクラブが77.1136を獲得して1位に。それに0.5ポイントもない差で76.6298を獲得したアテナアクアメイツが続く。長野アーティスティックスイミングクラブは4人での出場ながら75.2325で3番手につけた。