2023.03.27

[競泳]2つの短水路学童新記録が誕生 [水球]全区分予選の48試合を消化(第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)

11〜12歳区分男子100m自由形で短水路日本学童新記録を樹立した池田英心(滑川SC) ©フォート・キシモト

11〜12歳区分男子50m背泳ぎは濵口敬(コナミ東加古川)が短水路日本学童新記録を樹立した ©フォート・キシモト

安藤陽(枚方SS)は13〜14歳区分男子400m自由形で大会新記録を更新 ©フォート・キシモト

選手宣誓を務めた枚方SSの今福和志 ©フォート・キシモト

[競泳]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70612/index.htm
新記録一覧:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70612/all_newrec.pdf

恒例の桜も開花し、ジュニア選手たちの春の祭典であると同時に東京辰巳国際水泳場で行われる最後の大会となる、第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 競泳競技がスタート。

枚方SSの今福和志選手の選手宣誓から競技が開始。10歳以下区分、11〜12歳区分の選手たちが中心の初日は、予選から最後の辰巳とあって気合いの入った泳ぎを見せる。

選手宣誓を務めた枚方SSの今福和志 ©フォート・キシモト

午後からの決勝で、11〜12歳区分男子100m自由形で池田英心(滑川SC)が、52秒42という短水路日本学童新記録を樹立して優勝を飾った。2、3位の選手たちも53秒台と非常にハイレベルな争いが繰り広げられた。

11〜12歳区分男子100m自由形で短水路日本学童新記録を樹立した池田英心(滑川SC) ©フォート・キシモト

続く11〜12歳区分男子50m背泳ぎでは、幾度となく新記録を更新してきた濵口敬(コナミ東加古川)が26秒29の短水路日本学童新記録で優勝を果たす。

11〜12歳区分男子50m背泳ぎは濵口敬(コナミ東加古川)が短水路日本学童新記録を樹立した ©フォート・キシモト

13〜14歳区分男子400m自由形は、前半から積極的に攻める小島夢貴(イトマン富士見台)に食らいつきつつ、後半一気に他を引き離す泳ぎを見せた安藤陽(枚方SS)が3分49秒97の大会新記録で優勝した。

安藤陽(枚方SS)は13〜14歳区分男子400m自由形で大会新記録を更新  ©フォート・キシモト

ほか、11〜12歳区分男子200m個人メドレーでは竹野伊織(金井学園SC)が2分06秒09の大会記録に迫る快泳を見せ、同区分100mバタフライも56秒66で制して2冠を達成。10歳以下区分女子50m平泳ぎは鈴木唯華(あかやまSS)が34秒54の好記録で優勝。11〜12歳区分男子50m平泳ぎでは、大会記録にあと0秒06にまで迫る30秒02で菊入實(ダッシュ新津)が優勝を果たす。
11〜12歳区分女子4×50mリレーは、セントラル成瀬が1分48秒43で逆転勝利を収めた。また、13〜14歳区分女子400m自由形では、佐々木珠南(ウイング八戸)が4分07秒72で2位以下に3秒以上の差をつける快勝を見せると、15〜16歳区分同種目では、竹澤瑠珂(東京SC/武蔵野高校)はなんと7秒以上の差をつけ、4分03秒19で独泳でこの種目を制した。

[水球]2日目
スケジュールおよびリザルト:https://swim.or.jp/tournament/27341/

千葉県国際総合水泳場で行われている水球競技の2日目は全48試合が行われた。
A区分(12歳以下男子)、B区分(15歳以下男子)、そしてC区分(15歳以下女子)それぞれ順調に試合を消化。3日目までに予選が終了する予定。