2014.08.28

【競泳・飛込・水球・シンクロ】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 3日目 ※水球追記

ジュニア夏の祭典も折り返しの3日目。今日から中高生のレースが始まった、第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会。

15〜16歳区分男子200mバタフライでは、寺田拓未選手(スウィン大教いわき)が前半を55秒93のトップで折り返します。ラスト50mは寺田選手と猪狩雄哉選手(東北学院)、幌村尚選手(ナイスSP)を加えて三つどもえの勝負。最後は0.02秒差で幌村選手が逆転して1分59秒11の大会新記録で優勝。2位の猪狩選手、3位の寺田選手、そして4位の居相良介選手(横浜サクラ)までが2分を切って従来の大会記録を上回る泳ぎを見せてくれました。

15〜16歳区分女子100m平泳ぎ。予選で出したベストをさらに更新し、インターハイ優勝の岸愛弓選手(イトマンイーグル)を0.01秒差で破って1分09秒72の優勝を飾ったのは深澤舞選手(黒磯インター)。「練習のタイムを本番でも出せるように練習してきた。この記録はうれしいです」。

13〜14歳区分男子200mは辰巳海斗選手(コナミ伏見)が1分53秒05で、15〜16歳区分同種目で岡本拓巨選手(KRR・AC)が1分51秒21、15〜16歳区分男子100m平泳ぎは大木淳平選手(スウィン春日部)が1分02秒13で、それぞれ大会新記録を樹立しました。

競泳競技の3日目には予選も含めて大会新記録が7つ樹立され、合計14個の新記録が生まれています。

大阪で行われている飛込競技は、12〜13歳区分男子1m飛板飛込で遠藤拓人選手(JOCEA)が1本目からトップを譲らず320.40で優勝。板橋美波選手(JSS宝塚)は序盤にミスがあったものの、14〜15歳区分高飛込で全国中学に続いて397.35で優勝しました。16〜18歳区分3m飛板飛込では、この種目でインターハイを制した荒木宥図選手(長岡DC)が375.15で優勝を飾りました。
男子3mシンクロ飛板飛込の決勝は、個人で優勝した荒木選手と笠井貴史選手の長岡DCペアが254.52で、普段はライバル同士の榎本遼香選手(栃木DC)と佐々木那奈選手(JSS宝塚)のペアが女子の同種目で264.06を獲得し、それぞれ優勝しました。

シンクロ競技は10〜12歳区分フリールーティンのソロ、デュエット、チームの決勝が行われ、若きマーメイドたちが華麗な舞を魅せました。
ソロはアクラブ調布の鈴木ひかり選手が126.1834で優勝。デュエットはOSS金沢文庫の澤田莉奈選手・谷村宝選手ペアが123.8317で優勝し、このふたりが中心となったチームもOSS金沢文庫チームが121.6696で優勝を果たしました。

※追記
水球競技はA区分(12歳以下男女)の予選リーグが終わり、ベスト8が出そろいました。B区分(15歳以下男子)もベスト8が決まり、C区分(15歳以下女子)とE区分(18歳以下女子)はベスト4が決定しました。詳しい結果は下記URLより見ることができます。

競泳競技では、明日も見どころが満載のレースが続きます。ジュニア選手たちも元気いっぱいの熱い泳ぎを見せてくれることでしょう。
飛込競技は明日が最終日となり、3つの決勝競技が行われます。
シンクロ競技は13〜15歳区分フリールーティンのソロ、デュエット、チームの決勝が行われます。
今後、日本を代表する選手に成長するであろうジュニアたちの泳ぎに、明日も引き続きあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。

競泳、飛込、シンクロ各競技の結果はこちらから
http://swim.seiko.co.jp

水球の結果はこちらから
http://www.swim.or.jp/info/detail.php?i=673