【シンクロ】シンクロナイズドスイミングミックスデュエットの公開取材が行われました
ロシア・カザンの第16回世界水泳選手権ではじめて公式種目として取り入れられる、シンクロナイズドスイミングミックスデュエット。
カザンに向けてトレーニングを進める安部篤史選手（トゥリトネス水泳部）と足立夢実選手（国士舘シンクロクラブ）の2人の公開練習が行われました。
入水前後からリフトなど、細かい演技の確認を進めながら花牟礼雅美コーチから激しい檄が飛ぶなか、演技のテーマである『ドラキュラ』を演じるためにトレーニングを積み重ねていました。
「安部選手は、出だしは彼らしい演技が見られますが、後半はスタミナ不足を感じます。演技中盤や後半にかけても、彼の良さが出せるようにこれからも練習を積んでいきます」（花牟礼コーチ）
「まだ泳ぎ切るのに精一杯になってしまっています。まずは5月に今の自分が表現出来る100％の演技をすることが目標です。足立選手とも、練習後には一緒にビデオを確認して意見を交換し合っています。早く、テーマのドラキュラを自分のものにしたいと思います」（安部選手）
「テーマや曲は私が提案しました。恐いだけではなく、気品があるような、そんなカッコいいドラキュラを安部選手には演じてもらいたいなと思います。出だしは力強いし、表現力もある。それを最後まで続けられるように練習を積んでいきたいと思います。5月は練習でできた良い演技が試合でできるように集中して臨みたいと考えています」（足立選手）
5月2〜4日に東京辰巳国際水泳場で行われる、SYNCHRO JAPAN OPEN2015。正式順位はつきませんが、そこではじめてお披露目となります。
ぜひ会場に足を運んで、2人の演技だけではなく、日本代表チームの演技にもご注目ください。
「第91回日本選手権／ＪＡＰＡＮ ＯＰＥＮ 2015」 ミックスデュエット出場予定
5月3日（日） デュエットフリールーティン予選に出場
5月4日（月） デュエットフリールーティン決勝前に、エキシビションを予定
※トレーニングを積む安部選手と足立選手
※取材を受ける安部選手
※笑顔で受け答えをする足立選手
