2015.06.07

【飛込】2015年度日本室内選手権飛込競技大会 “翼ジャパンダイビングカップ” 3日目

東京辰巳国際水泳場で行われている、日本トップクラスの選手たちがしのぎを削る2015年度日本室内選手権飛込競技大会 “翼ジャパンダイビングカップ”も、最終日を迎えました。

最終日はの決勝種目は、女子1m飛板飛込と男子高飛込の2種目です。

女子1m飛板飛込は、予選トップの世界水泳選手権代表の渋沢小哉芳選手(セントラルN)、ユニバーシアード大会代表の馬淵優佳選手(JSS宝塚)の2人の代表選手に、金戸華選手(日出高校)を加えた三つどもえの争いとなりました。

2本目を終えて、金戸選手と馬淵選手が108.00の同率首位。それを1.10差で追いかける渋沢選手が3本目、難易率2.6の5333Dで61.10を獲得し、逆に約10点差をつける168.00でトップに立ちます。その後も安定した演技で4、5本目も50点台をキープし、トータル280.20で優勝しました。

「今日の演技の内容としては、のびのびやりきれたと思います。3mでも同じような気持ちで臨めれば良い演技ができるのかなと。そういう意味では、メインに考えている3mにもつながる試合だったと思います」(渋沢選手)

世界水泳選手権代表の萩田拓馬選手(静岡ビル保善)と岡本優選手(JSS宝塚)の2人を押しのけて1本目の407Cで83.20の高得点でトップに立ち、最後までトップの座を譲らずに436.40で優勝したのは、昨年の仁川アジア大会代表の村上和基選手(JSS白子)でした。5本目の307Cでミスがあったものの、80点台の演技を2本、70点台後半の演技を2本と安定していたことが優勝につながりました。

萩田選手は安定して70点台の演技をするものの、5本目の207Bでの37.80が最後まで響き389.50の5位。岡本選手は4本目の5253Bで80点オーバーの演技を見せて2位に浮上。村上選手を追い上げるかと思われましたが、続く5本目の307C、6本目の207Bでミスを連続してしまい、402.80の3位となりました。

3日間、選手たちへのご声援ありがとうございました。
たった1秒ほどの演技に対する集中力、そして水しぶきをあげないノースプラッシュの瞬間にすべてをかけ、カザンでの世界水泳選手権、韓国・光州でのユニバーシアード大会に挑む選手たちに、引き続きご声援をよろしくお願いします。

※女子1m飛板飛込優勝の渋沢選手
※男子高飛込で優勝した村上選手の演技
※3位となった岡本選手の演技

結果詳細はこちら
http://swim.seiko.co.jp/diving/framepage02.html

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