2015.06.28

【OWS】FINAマラソンスイミングワールドカップで貴田裕美選手が表彰台を獲得!

6月27日、ポルトガルで行われたFINAマラソンスイミングワールドカップ・セチュバル大会に、20日のバラトフレド大会、ハンガリー選手権に出場したロシア・カザン世界水泳選手代表の平井康翔選手(朝日ネット)、宮本陽輔選手(自衛隊)、貴田裕美選手(コナミ)をはじめとする9選手が出場しました。

女子10kmでは、前回のバラトフレド大会ではトップと14秒33差の10位だった貴田選手。今大会では、レース前半は常に上位にいながら虎視眈眈と飛び出すタイミングを図り、途中で一気にペースアップをすると、強豪選手たちの追い上げにも競り勝ち、トップと9秒70差の銀メダルを獲得。念願の表彰台に登り、日本人ではじめてワールドカップでメダルを獲得する快挙を成し遂げました。

男子10kmは前回、トップと8秒83差の6位だった平井選手が先頭集団をキープしていたところからラスト1周でスパートをかけ、3位まで順位を上げます。最後はタッチの差で5位となりましたが、レースごとに順位を上げる好調さを見せました。宮本選手の結果は21位ではありましたが、途中トップを引っ張る展開を見せるなど、世界水泳選手権につながる積極的なレースを展開しました。

大きな成果をあげたOWS日本選手団は、29日の今日帰国し、ユニバーシアード大会・カザン世界水泳選手権に向けて、最後の追い込みを行います。

ポルトガル・セチュバル大会の正式結果は以下の通りです。

【男子10km(50人)】
平井康翔(朝日ネット) 5位
1時間55分02秒10(トップとの差38秒50)
宮本陽輔(自衛隊) 21位
1時間55分52秒20(トップとの差1分28秒60)
松村脩平(中京大学) 24位
1時間55分58秒90(トップとの差1分35秒30)
三村浩介(福岡大学) 38位
1時間58分23秒90(トップとの差4分00秒30)
中島拓海(中京大学) 43位
2時間00分11秒90(トップとの差5分48秒30)

【女子10km(21人)】
貴田裕美(コナミスポーツクラブ) 2位
2時間05分34秒15(トップとの差9秒70)
大久保菜穂(福岡大学) 14位
2時間09分21秒55(トップとの差3分57秒10)
浅山美貴(山梨学院大学) 16位
2時間09分41秒05(トップとの差4分16秒60)
谷口憂羅(コナミ高崎) 17位
2時間15分19秒58(トップとの差9分55秒13)

ボディコンタクトあり、抜きつ抜かれつのハードなレース展開が見逃せないOWSで戦い続ける選手たちに、引き続きご声援をよろしくお願いします!

※銀メダルを手にした貴田選手
※女子10kmの表彰式
※ボディコンタクトの激しいなか健闘する選手たち

リザルトはこちら
http://www.fina.org/H2O/index.php?option=com_content&view=category&id=224&Itemid=910