2015.08.18

【競泳・飛込・水球】第83回日本高等学校選手権水泳競技大会・第55回全国中学水泳競技大会 2日目

17日から各地で開催されている夏の祭典。京都と大阪では高校生スイマーたちが、秋田では中学生スイマーがそれぞれ活躍を見せています。

京都で行われている第83回日本高等学校選手権水泳競技大会(インターハイ)は、競泳競技の2日目を迎えます。

注目を集めたのは、女子200mバタフライ決勝。5月のジャパンオープン2015の決勝進出者である中野未夢選手(長岡大手)、長谷川涼香選手(淑徳巣鴨)、伊藤悠乃選手(愛知淑徳)が、前半を1分01秒台で入る積極性を見せて会場をわかせます。1年生の長谷川選手が150mまでトップを保ちますが、中野選手が0秒40差で続いてターンすると、ラスト25mで長谷川選手を逆転。2分08秒11でインターハイ初優勝を飾りました。長谷川選手は2位となりましたが、こちらも2分08秒50と高いレベルの記録をマーク。伊藤選手は後半に失速してしまいましたが、それでも2分10秒46で3位に入りました。

男子200mバタフライでは、猪狩雄哉選手(東北学院)が前半を55秒27で折り返すハイペースを刻み、そのまま最後まで押し切って1分56秒81で優勝を果たします。

女子200m自由形には、ロシア・カザンでの世界水泳選手権代表となった持田早智選手(千葉商大付)が出場。2分01秒台だった予選は、「流しすぎてしまった」と反省の弁。決勝では思い切ってスタートから飛び出します。50mの時点で周りに1秒の差をつけると、100mでは57秒89で折り返して、その差をさらに広げます。最後までトップは譲ることなく1分59秒70でフィニッシュし、1年生にして実力通りの泳ぎで優勝しました。

続く男子200m自由形でも好記録が飛び出しました。吉田冬優選手(淑徳巣鴨)が前半を52秒65で折り返すと、後半もスピードが衰えずに1分48秒87で優勝。日本選手権の同種目の結果と照らし合わせてみても決勝で十分に戦えるほどの好記録での優勝に、吉田選手は涙を見せてインタビューに応えていました。

競泳競技と同時に、男子3m飛板飛込の決勝が飛込競技では行われました。予選は自由選択飛6回で争われ、1本目から1位をキープしてトップで決勝に進んだ須山晴貴選手(松徳学院)。決勝でもその実力を見せつけます。
制限選択飛の2本目、201Bでミスがあって3位に落ちますが、その後は安定した演技で1位をキープ。自由選択飛の307Cで42.00というミスダイブになりますが、それまでに大きくついた点差があり、最後まで総合トップは譲らずにトータル637.85で、2位に55.80差をつけて優勝を飾りました。

大阪・大阪プールで行われているインターハイの水球競技は、第3試合に波乱が待ち受けていました。初日、金沢市立工業とペナルティースロー戦までもつれ込む接戦を演じた大垣東に対する、昨年の覇者である秀明英光との一戦。第1ピリオドで4点を奪った秀明英光が前半をリードして終えますが、第3ピリオドに入って同点に追いつかれると、最終第4ピリオドで2点を大垣東が奪って逆転。秀明英光も試合終了間際に1点を返しますが、反撃もここまで。8対7で大垣東が秀明英光を下して勝利しました。

一方、秋田県で行われている第55回全国中学水泳競技大会(全国中学)。こちらは女子選手が大活躍です。

女子200m自由形には、インターハイで優勝した持田選手と同様に世界水泳選手権代表だった池江璃花子選手(小岩四)が出場。前半を57秒97で折り返すと、そのまま最後まで日本代表の貫禄を見せて1分59秒25の大会新記録で優勝を飾ります。

女子200m背泳ぎでは、日本選手権ファイナリストの酒井夏海選手(さいたま土合)が実力通りの泳ぎを見せて、2分12秒23で優勝。女子200m平泳ぎの今井月選手(岐阜西)は、前半をただひとり1分10秒を切る1分09秒83で折り返すと、持ち味である後半の強さも健在。惜しくも大会新記録には届きませんでしたが、2分23秒85の好記録で優勝しました。

明日も引き続き秋田、京都、大阪の3カ所に分かれて、未来の水泳界を背負う選手たちがライバルたちと切磋琢磨し合い、しのぎを削ります。そんな若さあふれる元気な泳ぎや演技に、引き続き皆さまのあたたかいご声援をお願いいたします。

※写真1 インターハイ女子200mバタフライの表彰
※写真2 インターハイ男子200mバタフライ表彰の様子
※写真3 インターハイ飛込競技、男子3m飛板飛込表彰

インターハイ・全国中学の競泳と飛込のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/index.html

インターハイの水球のリザルトはこちら
http://homepage2.nifty.com/oita-waterpolo/15InterHigh-top.html