【競泳・シンクロ】リオデジャネイロ五輪 8日目
8月6日から始まったブラジル・リオデジャネイロで開催されている第31回オリンピック競技大会も、競泳競技は最終日を迎えました。
この日までに金メダル2つ、銀メダル2つ、銅メダル3つの合計7つのメダルを獲得している、競泳日本代表、トビウオジャパン。
長丁場の戦いの最後を締めくくるのは、男子4×100mメドレーリレー。その決勝に3位で進んだ日本チームは、2004年のアテネ五輪から続く連続メダル獲得を目指します。
そして、世界で戦う日本代表を応援するために、日本時間の14日、朝から東京辰巳国際水泳場に水泳ファンが集まり、パブリックビューイングを開催。日本の水泳の聖地である東京辰巳国際水泳場から、地球の裏側まで声援を送りました。
第1泳者の入江陵介選手は、予選よりも記録を上げる53秒46で泳ぎ、気合いの入った泳ぎを見せつけます。第2泳者の小関也朱篤選手は、前半から積極的に攻めていきます。後半、少し疲れが見えますが、最後まで粘り切った小関選手は58秒65で藤井拓郎選手にバトンを渡します。そのバトンを受け取った藤井選手も気持ちのこもった泳ぎで51秒56でアンカーの中村克選手にすべてを託します。最後の最後、中村選手も日本チームのすべてを受け取って泳ぎ抜きました。記録は48秒30。トータルタイムは3分31秒97で予選より記録を上げましたが、残念ながらメダルまでは届かず。5位入賞となりました。
競泳日本代表選手たちは、これですべてのレースを終了。4年に一度の祭典、リオデジャネイロ五輪の競泳競技は終わりを告げました。
しかし、まだ夏のレースは続きます。選手たちの活躍に期待しましょう。
また、競泳競技が終了すると同時に、シンクロナイズドスイミングが開幕。初日はデュエットのフリールーティンの予選が行われました。
日本の乾友紀子選手・三井梨紗子選手ペアは、10番目の演技順。ライバルとなるウクライナやスペインよりも前の演技順ではありましたが、乾選手・三井選手ペアは力強い演技で観客のみならず、ジャッジも魅了。94.4000を獲得して3位につけました。とはいえ、4位のスペインは93.7667、5位のウクライナは93.5333と、1ポイントも差がない接戦。明日のテクニカルルーティンも気が抜けない戦いが続きます。
世界最高峰の舞台で、最高の戦いを繰り広げる選手たちに、引き続きご声援をよろしくお願いします。
※写真:フォート・キシモト
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https://www.rio2016.com/en/swimming-schedule-and-results/day-12