2016.08.19

【競泳】全国中学校水泳競技大会 3日目

新潟県はダイエープロビスフェニックスプールで行われている、第56回全国中学校水泳競技大会は大会3日目、最終日を迎えました。

最終日は、3つの大会新記録が樹立されました。
男子50m自由形で2位だった須田悠介選手(横浜港南)は、男子100m自由形でリベンジに燃えていました。前半の50mをトップで折り返したのは、50mを大会新記録で制した熊澤将大選手(東松山北)。続く2位で50mをターンした須田選手は、後半に入って少しずつ差を詰めていき、最後に熊澤選手を逆転。須田選手が51秒49の大会新記録で優勝を果たし、見事に熊澤選手へのリベンジを果たしました。

女子100m背泳ぎには、リオデジャネイロ五輪代表の酒井夏海選手(さいたま土合)が出場。前半はトップで折り返しますが、すぐ後ろには0秒18差で泉原凪沙選手(横浜鶴ヶ峯)が続きます。後半は酒井選手が強さを見せて、泉原選手との差を広げていき、最後は1分01秒09の大会新記録で優勝しました。

男子100m平泳ぎは、200mも制した谷口卓選手(三滝)が前半を1位で折り返し、最後までトップを譲らずに1分02秒46の大会新記録を樹立して2冠を達成しました。

大会を締めくくるのは、男女の4×100mメドレーリレー。女子は第1泳者の八ツ本実柚選手から1、2位争いに位置していた天理が300mでトップに立ち、そのままフィニッシュ。4分22秒63で優勝します。男子は第1泳者の背泳ぎで、愛知東部の加藤晃成選手が飛び抜けて第2泳者に引き継ぎますが、加藤選手から3秒遅れていた日大豊山が、第2泳者の大倉綾太選手で逆転。そのまま最後まで逃げ切って4分00秒88で見事優勝を果たしました。

中学生の熱い夏、第1戦目はこれで終了しました。翌週、22日からはまた全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会が開幕し、さらに9月に入ると国民体育大会も控えており、まだまだ夏は終わりません。

暑い夏を、さらに熱くする若い力。連日熱戦を繰り広げる選手たちに、引き続き応援をよろしくお願いします。

※写真1:100m自由形を大会新で制した須田選手
※写真2:100m平泳ぎで優勝して2冠の谷口選手
※写真3:女子4×100mメドレーリレーの表彰の様子

リザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2016/S70201/index.htm