2016.08.22

【競泳・飛込・水球・シンクロ】第39回 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 1日目

ブラジル・リオデジャネイロで行われていた第31回オリンピック競技大会は閉幕しましたが、ジュニアスイマーたちの夏はまだ始まったばかり。
競泳、飛込、水球、シンクロと、それぞれの第39回 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会が一斉に22日に開幕しました。

東京・辰巳国際水泳場で行われている競泳競技の初日は、10歳以下区分と11〜12歳区分のレースが行われ、早速大会新記録が2つ誕生しました。

ひとつは男子11〜12歳区分200m自由形。加藤晃成選手(豊橋SS)が前半をひとり57秒台で折り返し、1分56秒73の大会新記録で優勝。加藤選手は、このあと行われた男子11〜12歳区分200m個人メドレーでも優勝して2冠を果たします。

もうひとつは、男子11〜12歳区分男子50mバタフライの丹保陸選手(スウィン南越谷)。こちらは26秒56の大会新記録で優勝し、その前に行われた男子11〜12歳区分50m自由形も25秒69で制し、加藤選手と同じく2冠を達成しました。

男子11〜12歳区分200mフリーリレーでは、オーバル総社が昨年の同大会で5位に終わった雪辱を果たし、大会記録まであと0秒62まで迫る、1分47秒66で優勝しました。

大阪・大阪プールで開催されている飛込競技では、女子9~11歳区分1m飛板飛込、男子12~13歳高飛込、女子14~15歳3m飛板飛込、男子16-18歳高飛込の4種目の決勝が行われました。
女子9~11歳区分1m飛板飛込は、250.50で辰巳蓉選手(高知SC)が優勝。男子12~13歳高飛込では伊熊扇李選手(トビウオJrDC)が、ただひとり300点オーバーの352.25で圧勝、女子14~15歳3m飛板飛込は安田舞選手(米子DC)が、こちらもひとりだけ400点を超える得点をマークし、400.10で優勝しました。男子16-18歳高飛込は西田玲雄選手(大阪水泳学校)が、こちらも力を見せつける圧巻の演技で436.85の高得点で優勝しました。

水球競技は大阪・門真スポーツセンターで行われ、初日は24チームが出場しているA区分(12歳以下男女)と、16チームが参加しているC区分(15歳以下女子)の予選リーグがそれぞれ行われました。
A区分、C区分ともに接戦も多く演じられ、予選リーグから早くも熱い戦いが繰り広げられています。大会2日目の23日からは、B区分(15歳以下男子)とE区分(18歳以下女子)のトーナメント戦が開幕。B区分は25チーム、E区分は16チームで争われます。

三重・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿水泳場で開催されるシンクロ競技の初日は、すべて予選競技のみが行われました。2日目の23日は、10〜12歳区分のフィギュア競技から始まり、10~12歳区分フリールーティンのソロ、デュエット、チームの決勝が行われます。

日本各地で熱戦を繰り広げるジュニア選手たちに負けないくらいの熱いご声援をよろしくお願いします。

※写真1:競泳競技の男子11〜12歳区分200m自由形で大会新記録を樹立した加藤選手
※写真2:競泳競技男子11〜12歳区分50mバタフライを大会記録で制した丹保選手
※写真3:競泳競技の男子11〜12歳区分200mフリーリレー優勝のオーバル総社

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