2016.09.04

【競泳・飛込・水球】第92回日本学生選手権水泳競技大会 3日目

学生が自分の力すべてを懸けて挑む、“懸けろ想いを 青春を 黄金世代 頂上決戦”第92回日本学生選手権水泳競技大会。競泳、飛込、水球のすべての競技で最終日を迎えました。

競泳の最終日は、学校対抗戦ならではの、最後の最後まで得点争いが繰り広げられる熱戦が続きました。
男子400m個人メドレーでは萩野公介選手(東洋大学)と瀬戸大也選手(早稲田大学)が、声を揃えて「チームのために」力を出し切り、萩野選手が優勝、瀬戸選手が2位でそれぞれしっかりとチームに得点をもたらします。さらに、女子総合優勝を目標に掲げる東洋大学は、女子100m自由形で内田美希選手(東洋大学)が、実力通りに優勝。男子100m自由形では、2連覇を狙う明治大学が奮起。前半の50mは8位で折り返した丸山徹選手(明治大学)が、後半に怒濤の追い込みを見せて優勝、2位には同じ明治大学の松本克央選手が入り、ワンツーフィニッシュを飾ります。

そうして迎えた最終レースは、男女4×200mリレー。大会最後の種目だけあって、5000人を超える満員の会場の雰囲気は最高潮。
女子は東洋大学と日本体育大学の勝負。第1泳者は長谷川鼓選手(日本体育大学)が先行しますが、第2泳者で逆転した東洋大学は、第3泳者の内田美希選手でさらにリードを広げ、最後は3秒以上の差をつけて優勝。最後の種目で優勝し、そのまま総合優勝も決めました。

男子は、女子と同じようにリレーでも勝って総合優勝を決めたい明治大学と、「この種目は絶対に優勝したい」と何度も口にしていた萩野選手率いる東洋大学の勝負となります。
第1泳者だった萩野選手は、まさに気合いの入った泳ぎで1分45秒88のトップで飛び出します。第2泳者は、200m自由形優勝の天井翼選手。明治大学をさらに突き放して第3泳者に引き継ぎます。
何とか追いすがりたい明治大学は、第3泳者の吉田冬優選手(明治大学)が東洋大学を追い詰め、4秒あった差を2秒以内までに縮めて最終泳者である平井健太選手(明治大学)に引き継ぎます。その平井選手は、ターンするごとにじりじりと東洋大学との差を詰めていきます。逃げる東洋大学の中村海渡選手と追う平井選手。そしてラスト15mでついに平井選手が東洋大学を捉え、5mで抜き去ってフィニッシュ。大逆転劇で、明治大学が7分14秒60で優勝を果たし、2連覇となる総合優勝も決めました。

総合結果は、以下の通りです。
・男子
1位 明治大学 373.5点
2位 中央大学 318.5点
3位 中京大学 316.5点
4位 早稲田大学 273.5点
5位 日本大学 266.5点
6位 東洋大学 253.0点
7位 近畿大学 175.5点
8位 法政大学 170.5点

・女子
1位 東洋大学 480.5点
2位 日本体育大学 396.5点
3位 中京大学 319.0点
4位 神奈川大学 270.0点
5位 筑波大学 206.0点
6位 日本大学 152.0点
7位 早稲田大学 133.0点
8位 近畿大学 131.0点

飛込は広島県・福山市緑町公園屋内競技場で、女子3m飛板飛込と男子高飛込の予選決勝が最終日に行われました。
女子3m飛板飛込では、高飛込に続き2冠を目指す榎本遼香選手(筑波大学)を抑えて優勝したのは、この種目1本だけに出場の馬淵優佳選手(立命館大学)。1本目の105Bで61.20を獲得して1位に立つと、最後までその座を譲らずにトータル287.65で優勝を飾りました。榎本選手は、255.15で2位となりました。

男子髙飛込でも、2冠を狙う須山晴貴選手(島根大学)が好スタートを切ります。1本目の107B、2本目の407Cでトップを奪います。ですが、3本目にミスで40点台となった須山選手の隙を突いてトップに踊り出たのは、岡島太一選手(日本体育大学)でした。307Cで70点台を獲得すると、続く4、5本目も70点台をキープ。そしてラスト6本目には、5255Bで81.00の高得点をマークし、トータル436.30で優勝を果たしました。

予選と決勝の得点を合わせて計算される、飛込の総合結果は以下の通りです。
・男子
優勝 日本体育大学
準優勝 福山平成大学
3位 常葉大学
4位 島根大学
5位 筑波大学
6位 日本大学
7位 大阪工業大学
8位 慶応義塾大学

・女子
優勝 日本体育大学
準優勝 福山平成大学
3位 筑波大学
4位 東海大学
5位 常葉大学
6位 慶應義塾大学
7位 金城大学
8位 立命館大学

3日間の戦いを終えた、神奈川県・相模原市立総合水泳場で行われている水球。男女ともに決勝戦と順位決定戦が行われました。

男女決勝戦では、3日間の大会を締めくくるような熱い戦いが繰り広げられました。
女子の決勝は秀明大学と早稲田大学の対戦。日本代表監督の、加藤英雄監督率いる秀明大学が、早稲田大学を終始圧倒し、17対3で秀明大学が大会2連覇を果たしました。

男子の決勝は日本体育大学と筑波大学の対戦は、第1ピリオドから点の奪い合う激しい戦いになりました。しかし、第1ピリオドから点を奪い合いながらも常に筑波大学をリードし続けた日本体育大学が、18対10で筑波大学を下し、19年連続40回目の優勝を飾りました。

水球の最終結果は以下の通りです。
・男子
優勝 日本体育大学
準優勝 筑波大学
3位 新潟産業大学
4位 早稲田大学
5位 専修大学
6位 成蹊大学
7位 明治大学
8位 中京大学

・女子
優勝 秀明大学
準優勝 早稲田大学
3位 日本体育大学
4位 びわこ成蹊スポーツ大学
5位 東京女子体育大学
6位 新潟産業大学
7位 国士舘大学

競泳、飛込、水球はこの日で競技を終了。チームのために3日間の激戦を戦い抜いた選手たちへのご声援、ありがとうございました。

自分の持てる力を最大限出し切って戦う選手たちに、これからもご声援をよろしくお願いします。

※写真1:男子は明治大学が総合2連覇を果たす
※写真2:女子優勝の東洋大学は全日本学生選手権初制覇
※写真3:男子4×200mリレーのアンカーで逆転劇を演じた明治大学

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