2017.04.28

【シンクロ】第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技 JAPAN OPEN 2017 1日目

競泳の日本選手権が終わってまだ2週間ですが、第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技 JAPAN OPEN 2017が開幕しました。

今年からJAPAN OPEN 2017は、FINA SYNCHRONIZED SWIMMING WORLD SERISのいち大会となり、国際大会として開催。スペインやカナダの強豪選手たちも参加しています。

そして、7月のハンガリー・ブダペスト世界水泳選手権代表の日本チームは、こちらのJAPAN OPEN 2017(FINA SYNCHRONIZED SWIMMING WORLD SERIS 2017 TOKYO)に参加しました。

初日はソロのテクニカルルーティンとフリールーティン、チームのテクニカルルーティンの3種目が行われました。

ソロのテクニカルルーティンには、日本のキャプテンである乾友紀子選手が登場。『奇跡の星』をテーマにした曲に合わせて、きっちりと規定のルーティンをこなしていき、91.0121の2位につけます。

テクニカルルーティンで1位だったのは、スペインのカルボネル・オナ選手。フリールーティンでもオナ選手は完成度の高い演技と表現力で93.6667を獲得。合計185.9113で優勝を果たします。

乾選手は、2年前のロシア・カザン世界水泳選手権でも披露した鳳凰伝説に磨きをかけて、フリールーティンに挑みます。高さや表現力は、ゆうに2年前を超える演技ではありましたが、オナ選手には届かず。フリールーティンの得点は91.9000で、合計182.9121で2位となりました。

「五輪にソロはありませんが、ソロで良い成績を残すことがチームやデュエットにもつながりますし、さらには東京五輪にもつながっていくと思います。ですから、7月までにさらに内容を詰めていって世界水泳選手権に臨みたいと思っています」(乾選手)

チームのテクニカルルーティンでは、日本が『弥栄日本』をテーマに、和を全面に出した演技ながら、きっちりとルーティンもこなしていきます。最後まで大きな乱れはなく泳ぎ切り、91.5684で1位を獲得。大会3日目のフリールーティンに良い流れでつなぎました。

JAPAN OPEN 2017と同時開催されている、第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技では、1位から3位までが163点台という接戦。優勝したのは、テクニカルルーティンで1位だった安永真白選手(井村シンクロクラブ)をフリールーティンで逆転した、大屋希良々選手(井村シンクロクラブ)。163.9199での初優勝を果たしました。安永選手は、163.6741で2位となり、3位は吉田萠選手(ザ・クラブピア・88)が163.2576で入りました。

水しぶきをも味方につけ、水上を美しく舞う選手たち。大会2日目、3日目も引き続き選手へのご声援をお願いします。

※写真1:JAPAN OPEN 2017のソロで2位となった日本の乾選手
※写真2:日本はテクニカルルーティンで1位発進
※写真3:日本選手権初優勝は井村シンクロクラブの大屋選手

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