2019.03.29

競泳競技で18年ぶりの高校記録が誕生 <第41回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会>

[競泳]3日目(東京・辰巳)
13〜14歳区分以上の種目が本格的にスタートした、全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会の3日目。この日は、新記録が9つ(内タイ記録1)誕生した。

最初の決勝種目だったCS区分女子800m自由形では、初日に400m自由形で大会記録を樹立した難波実夢(MGニッシン)が8分16秒29で、18年ぶりに短水路日本高校記録を更新。さらにCS区分女子50m平泳ぎでは、宮坂倖乃(コナミ北浦和)が30秒84の短水路日本高校新記録を樹立した。

また、CS区分男子50m平泳ぎでは、近江ハリー(大町SS)が予選で26秒98の大会記録を更新し、決勝では同タイム(26秒98)のタイ記録で優勝を果たす。
CS区分女子200m自由形は、日本代表の小堀倭加(湘南工大附/相模原DC)が1分56秒53で、13〜14歳区分男子50m自由形では重藤流世(イトマン江坂)が22秒96、そして13〜14歳区分男子4×100mリレーで、三菱養和SSが3分30秒19のそれぞれ大会新記録を樹立した。

[飛込]1日目(新潟・ダイエープロビスフェニックスプール)
新潟県・ダイエープロビスフェニックスプールでスタートした飛込競技は、9〜11歳区分女子1m飛板飛込と12〜13歳区分男子1m飛板飛込、14〜15歳区分女子1m飛板飛込の3種目が行われた。

9〜11歳区分女子1m飛板飛込は、制限選択飛を終えて2位だった高桑沙希(高岡DC)が自由選択飛でもミスのない演技を見せて192.85で優勝。

12〜13歳区分男子1m飛板飛込では、制限選択飛で奪ったリードを最後まで守りきった増山悟空(小松DC)が289.45で優勝を果たした。

そして14〜15歳区分女子1m飛板飛込は、関野思衣(栃木DC)と熊木蘭(群馬DC)が接戦を披露。最終的には、自由選択飛の最後で52.80を獲得した熊木が関野に勝利し、322.80で優勝した。

[水球]4日目(千葉・千葉県国際総合水泳場)
第41回JOC全国ジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の水球競技は4日目を迎えた。4日目は、各区分8チームによる決勝トーナメントがスタート。準々決勝、準決勝が行われた。

A区分小学生では、地元の千葉水球クラブが準決勝に進んだものの、夏季大会で3位だった群馬ジュニア水球に敗れて、3位決定戦に進むこととなった。

夏季大会で接戦の末、予選で惜しくも敗退したエル・アテイン長浜と山口水球クラブの2チームはともに準決勝進出を果たして対戦。結果、1点差で山口水球クラブが決勝に駒を進めた。

B区分中学生男子は、夏季大会の準決勝、そして今回の近畿予選でも接戦を演じた、王者の豊中水球クラブとエル・アテイン長浜の決勝の組み合わせとなった。そして3位決定戦は、三重WPスターズと山口水球クラブの対戦となった。

C区分中学生女子は、京都踏水会と原田学園スイミングスクールという夏季大会と同じ決勝の組み合わせに。夏季大会を4位で終えた横浜サクラスイミングスクールは、山形水球クラブと3位決定戦を争う。

※写真1:18年ぶりに短水路日本高校記録を更新した難波
※写真2:宮坂は短水路日本高校新記録を樹立して笑顔を見せた
※写真3:12〜13歳区分男子1m飛板飛込の表彰

競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2018/S70612/index.htm

飛込競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/diving/2018/10/jp/index.html