いよいよ3週間の昆明合宿も最終クールに入りました。ここからは、前後半にわかれて広くコースを使って、グループごとに練習を行います。基本的には女子が前半組、男子が後半組。生活のリズムが前後半で違うため、これまでよりはチームとしての動きをとるのが難しくなりますが、最後の1週間はグループ別でじっくりしっかり練習をして帰ります。

さて、今回の昆明合宿にも頼もしいトレーナーさんたちが帯同してくださっています。疲労回復のためのケアだけではなく、ドライランドに関してはトレーニング指導も行っていただいています。
選手が結果を出すために一生懸命協力してくださる、皆さん本当にアツい方々ばかりです！

アジア大会のメンバーは、全員パンパシフィック選手権から選出されました。

今回の合宿では、ミーティングでも新たな試みを行っています。毎回５名程度の選手のパンパシフィック選手権でのレース映像を鑑賞し、泳ぎやその他テクニックについて気になった点、参考になった点を５つのグループにわかれてディスカッションし、その意見を本人に対して発表します。

さすがはここまで来るレベルの選手たち。鋭い指摘もたくさんあります。
そして指摘される当人にとってはコーチからの指摘とはまた違った刺激があるようで、ミーティング後の練習ではそのポイントを意識する姿も見受けられます。
良し悪しの判断だけではなく、まずは人の泳ぎを見て「考える」という行為が、また選手たちを成長させているように感じます。

それから、このディスカッションがチームビルディングにも大いに役立っているようです。

昆明合宿の第２クールがスタートしました。第２クールは、男子チーム、女子チームに分かれて長水路での練習です。高地での短水路はターンが多く苦しかったようですが、これから２週間は長水路でじっくり泳いで行きます。

昆明に来て１週間が経ち、第１クールが終了しました。第１クールでは短水路の利点を活かし、スタート・ターン・タッチの練習も毎日行い、テクニック向上に努めました。全員一緒の練習だったので、チーム意識も強くなってきているようです。

第１クール中は、プールサイドの広いスペースを利用して、サーキットトレーニングを行いました。５グループに分かれて、各ポイントで担当コーチが指導します。計４０分ほどのトレーニングですが、選手たちはキツイながらも楽しくトレーニング出来ていたようです。