2020.09.19

水球は日体大が男女アベック優勝。ASは国士館大が3連覇<第96回日本学生選手権水泳競技大会>

神奈川県の横浜国際プールで、最終日として水球の男女決勝、3位決定戦と、アーティスティックスイミングのソロ、デュエット、チーム決勝が行われた。

水球男子では、23連覇を目指す日本体育大が速い切り返しで終始筑波大を圧倒し、16-9で通算44回目の優勝を飾り、女子でも日本体育大のプレスディフェンスが有効に働いて東京女子体育大の攻撃のリズムを崩し、11-7で2年連続3回目の優勝を飾った。
3位決定戦は、男子が早稲田大、女子が秀明大がそれぞれ勝った。

日体大・コップ晴紀主将「コロナ禍で十分な練習ができなかった中で結果を出せたことはよかった。ただ、守備の連係など課題も残ったので、日本選手権に向けてもう一度引き締めて臨みたい」

日体大・宮本好花主将「仲間を信じて戦いました。外周はプレス、中に入ったら下がるという作戦がうまくいきました。めちゃめちゃ泳ぐ練習があったので、勝ててうれしい」

ASでは、ソロで近畿大の安永真白が、デュエットで早稲田大の吉田理恵・田中美羽が、チームは唯一参加の国士館大がそれぞれ優勝。学校対抗では国士館大が3連覇を飾った。

国士館大・山下瑛理香主将「このメンバーで心から楽しんで泳げたのでうれしいです。これで引退ですが、悔いなく泳ぎ切ることができました」

写真1:水球男子優勝の日体大

写真2:水球女子優勝の日体大

写真3:AS優勝の国士舘大学