女子1m飛板飛込は馬淵が7年ぶりに制覇、男子高飛込は玉井が500ポイントオーバーで4連覇(第98回日本選手権水泳競技大会 飛込競技)
[飛込]3日目
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第98回日本選手権水泳競技大会 飛込競技の最終日。女子1m飛板飛込と男子高飛込の2種目の決勝が行われた。
女子1mでは、昨年末に現役復帰を表明した馬淵優佳(ミキハウス)が、現役時代と変わらない演技のキレを披露。1ラウンド目からトップに立つと、そのまま首位をキープしたまま242.90を獲得して7年ぶりに優勝を果たした。2位は216.65で近藤花菜(群馬DC)、3位には大窪博佳(東京SC/昭和女子大学)が211.10で入った。
男子高飛込は、世界選手権銀メダリストの玉井陸斗(JSS宝塚)が、ところどころ小さなミスがあったものの、国内では敵なしの演技を見せつけて、1ラウンド目からラウンドランキング、オーバルランキングともに1位を一度も譲ることのない、完全優勝を果たした。玉井はこれでこの種目4連覇となった。
最後までもつれた表彰台の争いは、大久保柊(昭和化学工業/東京SC)が世界選手権代表の意地を見せ、最終ラウンドで85.00を獲得して425.30で2位を奪取。3位には最後まで安定した演技を披露した金戸快(セントラルスポーツ/日本大学)が420.75で入った。
最後には公開競技となったが、男女の10mシンクロ飛込が行われ、男子の山田周汰(筑波大学)と西田玲雄(近畿大学)のペアが353.10ポイントを、女子の荒井祭里(JSS宝塚/武庫川女子大学)と板橋美波(JSS宝塚/滋賀県スポーツ協会)のペアが294.96ポイントをそれぞれマークした。