水泳に携わるものの使命
水泳は、「水に慣れさせたい」「泳げるようにさせたい」「体が丈夫になるように」と子どもに幼児期から始めさせる親がとても多い、子どもに習わせたい人気ナンバーワンの習い事です。また、義務教育の教育課程で必須科目となっており、最も子どもに親しまれているスポーツと言っても過言ではありません。
わたしたちは子どもが最も成長する時期に多くの時間を共有する大人として、単に泳ぎを教えるだけではなく、子どもの成長に十分に配慮しながら、スポーツによる価値を最大限に享受できるような存在でなければなりません。スポーツの価値の中核は、スポーツを楽しむことによって人間力や社会性、道徳心を養うことができ、心身の健康増進や生きがいに満ちた生き方を実現できることであります。わたしたち大人が、人生のスタートラインに立っている子どもたちのために、このスポーツの価値を常に考慮しながら、子どもたちの成長にとって最適な環境を整えることは、わたしたち水泳に携わるものの使命であると考えます。
DECLARATION
宣言
公益財団法人日本水泳連盟(JASF)は、ユニセフの提唱する「⼦どもの権利とスポーツの原則」に基づき、
水泳に関わる全ての方々を対象とし、「すべての子どものすこやかな成長のための水泳環境づくり宣言」として
子どもが享受すべき権利とスポーツの価値を明確に打ち出しました。
今後、そのための対策を一層強化することにより、⼦どもたちが楽しく、安⼼して、
水泳に打ち込めるよう健全なスポーツ環境を実現します。
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