2023.08.17

松山が男子50m自由形で日本中学新記録を樹立[第63回全国中学校水泳競技大会]

スタートリスト&リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2023/S70201/index.htm
北海道総体HP:https://www.koukousoutai.com/2023soutai/

[競泳]1日目
中学生日本一を決める第63回全国中学校水泳競技大会は、香川県・高松市ので開幕を迎えた。

初日は3種目の決勝レースが行われ、ひとつの新記録が誕生。

男子50m自由形でスタートから最高の飛び出しを見せた松山育(文の里)が、23秒25のハイレベルな記録を叩き出し、日本中学新記録を樹立して優勝を果たした。

女子の同種目は平良吏美華(金城)が26秒14でこの種目を制した。

女子400m個人メドレーでは、背泳ぎに入ってトップを奪った小林愛茉(東谷)が、2位の佐々木珠南(八戸東)に2秒99の差をつける、4分45秒97で優勝を飾る。

男子同種目では、ここのところ好調を維持している小島夢貴(日大豊山)が300mの時点で2位以下に5秒近くの大差をつけるレースを展開。最後の自由形で沼田頼人(吾田)に追い上げられたが、小島が逃げ切って4分24秒04で優勝した。

女子200m平泳ぎは、石川真菜(横浜南が丘)が2分29秒67で、男子同種目では野中龍生(金泉)が中学2年生ながら2分15秒76をマークして優勝を果たした。

[飛込]1日目
香川県立総合水泳プールで競泳と時を同じくして行われているのが、飛込競技。

初日は女子高飛込の予選と決勝が行われた。

予選をトップで通過したのは、井上優奈(土佐女子)。1ラウンド目こそ2番手だったが、2ラウンド目からはトップに立ち、そのまま322.20を獲得。ひとり300ポイントオーバーをマークした。

決勝は、自由選択飛3本で行われ、それに予選の制限選択飛4ラウンドまでの得点の合わせた点数で争われる。その決勝では、井上が思うように得点を伸ばせず。それでも制限選択飛4ラウンド目までの得点が高く、合計304.95として優勝を飾った。2位には予選で5番手だった、地元の唐渡友唯(高松木太)が合計301.80として入った。3位は290.15の千葉優奈(郡山第五)となった。