2023.08.31

小方、梶本が接戦を制して優勝[第99回日本学生選手権水泳競技大会]

選手宣誓/村田迅泳(日本大学・吉田杏子(中京大学) ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/梶本一花(同志社大学) ©フォート・キシモト

男子400m個人メドレー/小方颯(日本大学) ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/表彰式 ©フォート・キシモト

男子400m個人メドレー/表彰式 ©フォート・キシモト

女子200m背泳ぎ/秀野由光(神奈川大学) ©フォート・キシモト

女子200m背泳ぎ/表彰式 ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ/表彰式 ©フォート・キシモト

女子100m自由形/池本凪沙(中央大学) ©フォート・キシモト

男子100m自由形/田中大寛(早稲田大学) ©フォート・キシモト

男子100m自由形/表彰式 ©フォート・キシモト

女子100m自由形/表彰式 ©フォート・キシモト

開会式 ©フォート・キシモト

選手宣誓/村田迅泳(日本大学・吉田杏子(中京大学) ©フォート・キシモト

男子100m背泳ぎ/竹原秀一(東洋大学) ©フォート・キシモト

リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2023/S70401/index.htm
大会公式HP:https://www.swim-g.net/intercollege/

[競泳]Day1
第99回日本学生選手権水泳競技大会の競泳競技が、東京アクアティクスセンターで開幕。日本で最も盛り上がりを見せる今大会は、日程を4日間に変更。日本大学主将の村田迅泳、中京大学女子主将の吉田杏子の選手宣誓によって開幕。久しぶりの有観客での開催に選手たちのボルテージも上がり、初日から快泳を見せる。

選手宣誓/村田迅泳(日本大学・吉田杏子(中京大学) ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレーでは、世界水泳選手権代表組が接戦を演じる。OWS代表の梶本一花(同志社大学)と、競泳個人メドレー代表の谷川亜華葉(近畿大学)のふたりが、序盤から並んでレースを展開。平泳ぎで谷川が身体半分程度リードを奪うも、最後の自由形で梶本が追い上げて350mで逆転。最後は頭ひとつ抜け出した梶本が4分40秒02で大会2連覇を達成した。谷川は4分40秒29の2位という結果となった。

女子400m個人メドレー/梶本一花(同志社大学) ©フォート・キシモト

男子同種目は、本多灯と小方颯(共に日本大学)の同門対決に。バタフライで先行する本多を平泳ぎで捉えた小方。最後の自由形勝負で本多がスパートを掛けたタイミングで、小方も粘る。最後まで勝負の行方が分からない大接戦は、100分の8秒差で小方に軍配が上がった。4分12秒50で小方が初優勝を果たし、本多は4分12秒58の2位となった。

男子400m個人メドレー/小方颯(日本大学) ©フォート・キシモト

女子200m背泳ぎでは、4年生の秀野由光(神奈川大学)が、前半奪ったリードを守り切って2分11秒37で優勝し、4年生最後のインカレを優勝で飾る。

女子200m背泳ぎ/秀野由光(神奈川大学) ©フォート・キシモト

また男子同種目は世界水泳選手権代表の竹原秀一(東洋大学)前半から積極的に攻める。その竹原に150mで2秒近く差をつけられていた栁川大樹(明治大学)が、ラスト50mで猛追するもあと一歩届かず。竹原が1分57秒39で初優勝を果たす。栁川は1分57秒58の2位でフィニッシュした。

男子100m背泳ぎ/竹原秀一(東洋大学) ©フォート・キシモト

女子100m自由形は近年好調の池本凪沙(中央大学)が、安定した力を発揮。54秒11でこの種目初優勝を飾った。男子は予選から好調だった田中大寛(早稲田大学)がひとり48秒台をマークする、48秒84で優勝した。

女子100m自由形/池本凪沙(中央大学) ©フォート・キシモト
男子100m自由形/田中大寛(早稲田大学) ©フォート・キシモト

1日目時点の総合成績は、男子は明治大学が、女子は神奈川大学がそれぞれトップとなった。