2024.08.18 競泳

【#競泳】男子100m平泳ぎで日本中学新記録を野中が樹立して優勝(全国中学校水泳競技大会)

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石川県・金沢プールで開催されている全国中学校水泳競技大会の2日目は、リレーを含む7種目の決勝が行われた。

女子800m自由形は、昨年優勝した谷本美乃(金岡南)が今年も力を見せつけ、前半から周囲を引き離す。最終的には2位以下に10秒近くの差をつけて、8分39秒79で連覇を達成した。

女子800m自由形 ©日本水泳連盟

男子1500m自由形はスタートから飛び出した岡田康汰(新座第三)が、終始安定したペースを刻み16分00秒06で優勝を飾った。

男子1500m自由形 ©日本水泳連盟

200m個人メドレーの女子は清水さやか(武蔵野)が前半を1分03秒21と積極的に攻める。後半追い上げられたものの逃げ切った清水が2分16秒79で優勝を飾る。

女子200m個人メドレー ©日本水泳連盟

男子は初日に400mを制した平山悠(東京SC)が、この種目も実力を見せつけるようにして、2位以下に2秒以上の差をつけて2分04秒12で優勝し、個人メドレー2冠を達成。

男子200m個人メドレー ©日本水泳連盟

女子200m自由形では油井美波(伊奈)が前半から快調に飛ばす。最後の50mで疲れた油井を岡島希果(TSSたまがわ)が猛追するも、辛くも逃げ切った油井が2分03秒21で優勝を果たした。

女子200m自由形 ©日本水泳連盟

男子200m自由形も接戦に。前半攻めたのは川浦瑛大(翠町)。ラスト50mのスパートで一気に川浦に並び、100分の6秒という僅差で逆転した櫻井陸(第三亀戸)が1分53秒09で優勝した。

男子200m自由形 ©日本水泳連盟

女子200mバタフライは、この種目を1、2年生のときも優勝している石塚宇海(羽村二)が、今年はさらにレベルアップして帰ってきた。前半を1分01秒台で折り返すと、後半もスピードは衰えない。2分10秒を切る2分09秒34の大会記録に迫る好記録でこの種目3連覇を成し遂げた。

女子200mバタフライ ©日本水泳連盟

男子200mバタフライも見応え十分のレースとなった。前半、竹野伊織(金井学園SC)が快調に飛ばし、150mのターンでは1分29秒99をマーク。しかし、ラスト50mで疲れが出たか失速。後ろから一気に追い上げて竹野を交わした川村誠吾(グランツ)が2分01秒72の大会新記録で逆転優勝を飾った。

男子200mバタフライ ©日本水泳連盟

女子200m背泳ぎは最後まで接戦を繰り広げ、笠原未咲(加須北)が門間椎南(ダンロップSC)を制し、2分15秒11で優勝を果たす。

女子200m背泳ぎ ©日本水泳連盟

男子200m背泳ぎでは、濵口敬(加古川)が昨年この種目では表彰台に上がれなかった悔しさを晴らす、2分01秒51で優勝。

男子200m背泳ぎ ©日本水泳連盟

女子100m平泳ぎは、黒崎なる美(藤村SS)と田中珀娃(山川)が最後の最後まで接戦を繰り広げる。勝負は100分の4秒差。勝ったのは、黒崎で記録は1分10秒43。田中は1分10秒47の2位となった。

女子100m平泳ぎ ©日本水泳連盟

男子100m平泳ぎでは、初日の200mで宮崎緒里(浜松新津)に敗れた悔しさを野中龍生(金泉)が晴らす。前半を29秒25で折り返すと、高いスピードを保ったままフィニッシュ。1分01秒66の日本中学新記録を樹立して優勝。ライバルの記録を100分の2秒更新する好記録に笑顔を見せていた。

男子100m平泳ぎ ©日本水泳連盟

この日最後の種目は4×100mリレー。
女子は上位3チームが最後まで競り合う展開に。第1泳者で飛び出したのは淑徳巣鴨。それにとこはSSとVERDIが続く展開。差は大きくなく、身体半分ほどのリードを淑徳巣鴨が保ったままアンカーへ。逃げ切りたい淑徳巣鴨だったが、とこはSSとVERDIが猛追。逆転優勝を果たしたのは、とこはSS。記録は3分57秒04だった。2位はVERDIで3分57秒25、淑徳巣鴨は3分57秒49の3位となった。

女子4×100mリレー ©日本水泳連盟

男子は第2泳者の池畑絢翔でトップに立った藤村SS。第3泳者に引き継ぐと、今度は金井学園SCがその藤村に2秒差をつけてトップに立つ。アンカー勝負となったところで、田村仁人が引き継ぎで51秒36の好タイムをマークして再度逆転。3分36秒84の大会新記録を樹立して優勝を飾った。

男子4×100mリレー表彰式 ©日本水泳連盟