2024.10.13 OWS

【#OWS】男子は髙木が辻森にリベンジを果たし、女子は梶本が実力通りの強さで優勝(第100回日本学生選手権水泳競技大会 OWS競技)

日本水泳連盟大会HP/リザルト:https://swim.or.jp/tournament/44023/

2週間前はOWSの世界水泳選手権への代表権をかけた戦いが行われていた、千葉県館山市・北条海岸。この日から2日間は、第100回日本学生選手権水泳競技大会のOWS競技が行われ、学生オープンウォータースイマーたちの熱戦が繰り広げられる。

©日本水泳連盟

初日は男女10kmがそれぞれ行われた。
男子はまずは高木陸(近畿大学)が先行。日本選手権のときと違ったのは、独泳ではないことだった。高木のすぐ後ろには日本選手権覇者となった辻森魁人(日本大学)に岩住宏一郎(日本体育大学)、本山空(新潟医療福祉大学)らがピタリと食らいついていく。途中は本山がトップを取るも、周回を重ねるごとに高木、辻森が本山、岩住を引き離していく。そして高木がトップ、2秒差で辻森が続く展開で最終周回へ。日本選手権ではスパート勝負で辻森が先行したが、今大会では高木が粘る。最終的には、2秒差を4秒に広げて高木がフィニッシュ。2時間05分08秒2で雪辱を果たす優勝を飾った。

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辻森が4秒2差で2位、3位には2時間05分20秒9で岩住が入った。

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女子は全8人で行われた10km。序盤こそ5人の集団を作っていたものの、5周目が終わったところで梶本一花(同志社大学)が一気に周囲を突き放しに懸かる。このロングスパートに小島光丘(中京大学)、永尾美友(新潟医療福祉大学)、田中夢乃(日本体育大学)、奥園心咲(立命館大学)らはついていけず、じりじりと梶本との差が広がっていく。6周回を終えたところでその差は20秒となり、7周目を終えて最終周回に入るところでは、1分30秒以上にまで広がった。

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最終的に独泳状態に持ち込んだ梶本は余裕をもってフィニッシュ。2時間14分20秒2で優勝を果たした。2位には2分38秒2差で小島、3位に永尾が入った。

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