2024.11.03 競泳

【#競泳】男子はミツウロコが総合連覇、女子はJFE京浜が総合6連覇を達成(第7回日本社会人選手権水泳競技大会)

大会HP:https://swim.or.jp/tournament/43956/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/2024/S70705/index.htm

福島県・郡山市の郡山しんきん開成山プールを舞台に行われている、社会人選手、チームの日本一決定戦となる第7回日本社会人選手権水泳競技大会は最終日を迎えた。

最終日もリレーで大会新記録が誕生。
初日のリレーでも大会記録を樹立したミツウロコが、男子4×100mメドレーリレーでも新記録を更新。第1泳者の川端陸椰が55秒48でトップに立ち、第2泳者は山尾隼人が1分00秒60、第3泳者には松元克央が泳ぎ52秒05で引き継ぐと、アンカーの溝畑樹蘭が49秒32でまとめてフィニッシュ。3分37秒45で、従来の記録を1秒以上更新する大会新記録を樹立して優勝を果たした。

©日本水泳連盟

そのほかも見応えのあるレースが続いた。
女子100m自由形は、初日に自由形とバタフライの50mを制した山本茉由佳(ルネサンス)が2位以下に1秒以上差をつける、56秒61で優勝を果たして今大会3冠で締めくくった。

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男子100m自由形では、初日の200mを制した松元克央がこの種目でただひとり50秒を切る、49秒52と安定した力を発揮して優勝した。

女子50m平泳ぎでは、持ち前のスピードを生かした鈴木聡美(ミキハウス)が31秒32で優勝し、接戦となった男子は27秒35で西尾幸四郎(JFE京浜)が優勝した。

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女子100m背泳ぎは200mに続いて秀野由美(JFE京浜)が1分02秒23で、男子は川端が内藤良太(八洲電業社/スウィン大宮)との接戦を制して55秒37で優勝を果たす。

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女子200m個人メドレーでは、平泳ぎで一気に周囲との差を広げた石原愛依(auFG/ATSC.YW)が2分18秒19で優勝を飾る。男子では400mを制した井狩裕貴(近大クラブ)がこちらも強さを見せて2分01秒75で優勝して2冠を達成した。

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女子100mバタフライでは50mでは敗れてしまったが、飯塚千遥(NOK)が59秒34で優勝を果たした。男子はこの日の100m自由形を制した松元が52秒25で制し、昨日の200m自由形と合わせて今大会個人種目3冠に加え、リレー2種目も制して5冠で今大会を終えた。

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女子400m自由形では、自由形の長距離で強さを見せる蝦名愛梨(自衛隊)がこの種目も4分17秒30で優勝して2冠。男子は吉田冬優(三谷産業/三菱養和SS)がラスト100mの強さを見せて3分54秒06で勝利を収めた。

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女子200m平泳ぎは、50m、100mを制した鈴木と、個人メドレーを制した石原のふたりが最後まで接戦を見せる。100mで鈴木が先行するも、150mで石原が逆転。最後、鈴木が再度石原を追い上げるも、何とか逃げ切り2分30秒94で石原が優勝。鈴木は2分31秒40の2位となった。

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男子の同種目では、初日の100mでは「全然ダメですね」と話していた深沢大和(東急/TSSあざみ野)が奮起。前半を1分02秒67で折り返し、そのまま力強いストロークで逃げ切り2分09秒48で初優勝を果たした。

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女子4×100mメドレーリレーは、初日のリレーを制したJFE京浜がこの種目でも強さを発揮。第1泳者の秀野が1分02秒56で一気に周囲を突き放すと、第2泳者の廣橋海結が1分20秒05、第3泳者の落合すみれが1分01秒62で引き継ぎ、アンカーの髙橋美来は57秒72で泳ぎ切り、4分21秒95で優勝。JFE京浜はリレー2種目を制覇した。

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全種目が終了後、男女それぞれの総合優勝が決定。男子は昨年に続きミツウロコが優勝を果たして2連覇。女子はJFE京浜が6連覇を達成。男女ともにリレーで強さを見せた2チームが総合優勝を果たした結果となった。

©日本水泳連盟
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