2024.12.15 競泳

【#競泳】栁川が200m背泳ぎでメダルに迫る快泳(世界水泳選手権(25m))

大会HP:https://www.worldaquatics.com/competitions/3433/world-aquatics-swimming-championships-25m-2024
リザルト:https://www.worldaquatics.com/competitions/3433/world-aquatics-swimming-championships-25m-2024/results
オメガリザルト:https://www.omegatiming.com/2024/world-aquatics-swimming-championships-25m-live-results
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10日からスタートした世界水泳選手権(25m)も最終日。応援にも熱がこもる日本代表チームも最後のレースまで全力を出し切る泳ぎを見せてくれた。

男子200m背泳ぎ予選を1分50秒45の4位で突破した栁川大樹。メダル獲得を目指す栁川は、前半から攻めて予選を上回るタイムで折り返す。この時点で7位ではあったが、後半が持ち味の栁川はここから一気に追い上げていく。175mで2人抜き5位に上がり、3位をいくTOMAC Mewen(フランス)にも迫るが、惜しくも0秒35届かず。それでも自己ベストを超える1分50秒28の4位入賞を飾った。

男子200m自由形では、予選で自己ベストに迫る1分42秒28の好タイムをマークし、5番手で決勝進出を果たした村佐達也。決勝では、栁川同様前半から攻めの姿勢を崩さない。23秒49、49秒69で折り返し、疲れもあるなかで後半も粘りの泳ぎを見せ、1分42秒95の8位入賞を果たした。

大会の最後を締めくくるのは、男女の4×100mメドレーリレー。
女子は予選を長岡愛海、加藤心冨、平井瑞希、神野ゆめの4人で挑み、3分52秒25の8位で突破。ひとつでも順位を上げるべく、長岡は58秒52で、加藤も1分04秒29でつなぐ。そして平井が55秒44の快泳を見せ順位を2つ押し上げると、神野が52秒88でフィニッシュ。予選よりも順位をひとつ上げ、3分51秒13の7位入賞を飾った。

男子は由良柾貴、谷口卓、安江貴哉、そして関海哉で3分23秒67をマークして予選を7位で通過。どのチームも予選から大幅に記録を上げてくるなか、日本も負けじと奮闘。由良が50秒64、谷口が56秒26、49秒77で安江が繋ぎ、アンカーの関も46秒53で泳ぎきり、予選よりもタイムを上げて3分23秒20の8位入賞となった。

女子200m背泳ぎでは長岡が出場し、2分04秒91の11位となった。

これで6日間に及ぶ世界水泳選手権(25m)も終了。短水路世界記録が過去最多となる30樹立されるという記録的な大会となった。

日本が更新した新記録は2。短水路日本記録が1(混合4×50mメドレーリレー:1分37秒29)、短水路高校記録が1(男子4×100mフリーリレー・第1泳者の村佐達也:47秒07)であった。

日本チームはメダルを1獲得(男子200m平泳ぎ深沢大和・銅メダル)。

入賞は全部で11。入賞種目、入賞者は以下の通り(スケジュール順)
男子200m個人メドレー:瀬戸大也 8位
混合4×50mメドレーリレー:関海哉、谷口卓、平井瑞希、神野ゆめ 7位
男子100m平泳ぎ:谷口卓 5位
男子200m平泳ぎ:深沢大和 3位
男子4×200mフリーリレー:村佐達也、今福和志、田渕海斗、栁川大樹 8位
男子400m個人メドレー:田渕海斗 4位
女子100mバタフライ:平井瑞希 5位
男子200m自由形:村佐達也 8位
男子200m背泳ぎ:栁川大樹 4位
女子4×100mメドレーリレー:長岡愛海、加藤心冨、平井瑞希、神野ゆめ 7位
男子4×100mメドレーリレー:由良柾貴、谷口卓、安江貴哉、関海哉 8位