【シンクロ】第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技 JAPAN OPEN 2017 3日目
今年からFINA SYNCHRONIZED SWIMMING WORLD SERIS 2017 TOKYOの1大会となった、第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技 JAPAN OPEN 2017も最終日を迎えます。この日の競技は、チームフリールーティンと、デュエットフリールーティンの2種目でした。
JAPAN OPEN 2017(FINA SYNCHRONIZED SWIMMING WORLD SERIS 2017 TOKYO)のチームフリールーティンに出場した日本チームのテーマは『AMATERASU〜輝く夜明』。和のテイストを盛り込んだ演出を見事に演じきり、93.2000を獲得。テクニカルルーティンの91.5684との合計点数を184.7684として優勝しました。
「水がまだよどんでいるというか、合わせきれていないように感じました。まだまだだと思いますが、しっかりと練習して合わせていきたいと思います」(乾友紀子選手)
デュエットフリールーティンは、日本チームキャプテンの乾友紀子選手・中牧佳南選手ペアが出場。風神雷神(嵐のち晴れ)と称されたテーマ通り、激しさ、優しさを盛り込んだ起承転結のはっきりした構成。後半、少しばらつきが見られましたが、それでも勢いよく乾選手・中牧選手ペアは泳ぎ抜いて92.6333を獲得。乾選手・中村麻衣選手ペアでのテクニカルルーティンの90.4721との合計183.1054で、チームに続いて優勝を果たしました。
「演技の後半に、音楽と自分のカウントとのズレが出てしまいました。2人でもっと合わせていけるように、またズレることのないように、これから世界水泳選手権まで練習を積んでいきます」(中牧選手)
第93回日本選手権水泳競技 シンクロナイズドスイミング競技は、チームフリールーティンの優勝は井村シンクロクラブAチームで、得点は168.9381。2位は165.9017の東京シンクロクラブAチーム、そしてアクラブ調布が160.0690で3位となりました。
デュエットフリールーティンでは、ソロのワンツーフィニッシュを飾った大屋希良々選手・安永真白選手のペア(井村シンクロクラブ)が82.4000を獲得して1位となり、合計163.8068で優勝しました。北浜美波選手・北村優衣選手ペア(アクラブ調布)がトータル160.9383で2位に入ります。3位は、フリールーティンでは北浜選手・北村選手ペアを超える81.3000をマークしますが、トータルでは惜しくも及ばず160.2908の澤田眞夏選手・藤山恵奈選手ペア(東京シンクロクラブ)が入りました。
すべての競技が終了後、日本代表紹介セレモニーが行われ、7月のハンガリー・ブダペスト世界水泳選手権に出場する選手たちが会場の観客に向けて意気込みを語ってくれました。
水しぶきをも味方につけ、水上を美しく舞う選手たち。これからも美を追究し続ける選手たちへのご声援をお願いします。
※写真1:一丸となって7月の世界水泳選手権に向かう日本チーム
※写真2:日本チームはチームフリールーティンで高い同調性を見せる
※写真3:デュエットで表情豊かにテーマを表現する乾選手・中牧選手ペア
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