2017.08.23

【競泳・飛込・水球・シンクロ】第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 2日目

【競泳・飛込・水球・シンクロ】第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 2日目

ジュニア選手たちの夏の祭典、第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会。東京辰巳国際水泳場で行われている競泳競技は2日目を迎え、10歳以下区分と11〜12歳区分のレースがすべて終了しました。

この日は大会記録が4つ誕生。ひとつは、10歳以下区分女子50m背泳ぎを31秒68で優勝した園部ゆあら選手(スウィン大教大宮東)。ふたつ目は同区分男子50m背泳ぎで、100分の2秒差という僅差のレースを制した新田槙吾選手(コナミ西葛西)が30秒58で樹立しました。
3つ目は、同区分男子4×50mメドレーリレー。イトマン京都が土井仁之亮選手、出口哲選手、中村啓将選手、大西雄斗選手の4人で力を合わせ、2分10秒60でこれまでの大会記録を1秒以上縮めて優勝します。
そして4つ目は、室木未菜選手(イトマン東伏見/堀越高校)が4分44秒17で優勝した15〜16歳区分女子400m個人メドレーで樹立されました。

400m個人メドレーのレース終了後、10歳以下区分と11〜12歳区分の総合表彰、そして優秀選手、育成コーチの表彰が行われました。受賞したチーム、選手、コーチは以下の通りです。

■10歳以下区分
優勝:東京SC
準優勝:スウィン埼玉
男子優秀選手:新田槙吾選手(コナミ西葛西)
男子育成コーチ:栗原憲雄コーチ(コナミ西葛西)
女子優秀選手:園部ゆあら選手(スウィン大教大宮東)
女子育成コーチ:加藤大祐コーチ(スウィン大教大宮東)

■11〜12歳区分
優勝:東京SC
準優勝:金町SC
男子優秀選手:高嶋悠雅選手(イトマン)
男子育成コーチ:山中佳祐コーチ(イトマン)
女子優秀選手:藤縄優花選手(コナミ北浦和)
女子育成コーチ:山口高広コーチ(コナミ北浦和)

競泳競技は、明日から13〜14歳区分、15〜16歳区分、そしてCS区分のレースが本格的にスタートします。

大阪・大阪プールで行われている飛込競技の2日目の競技は、9〜11歳区分女子1m飛板飛込、12〜13歳区分男子高飛込、14〜15歳区分女子高飛込、16〜18歳区分男子3m飛板飛込の4種目。

この日は、全国中学とインターハイで優勝した選手が、力を見せつけるようにして優勝を果たしました。
12〜13歳区分男子高飛込は、全国中学で高飛込と3m飛板飛込の2冠を果たした伊熊扇李選手(浜松学院中)が、2位以下になんと100ポイント以上の大差をつけて405.65で優勝。16〜18歳区分男子3m飛板飛込は、同種目をインターハイで制した伊藤洸輝選手(JOC EA)が、1本目から安定した演技を見せて435.35で優勝しました。

9〜11歳区分女子1m飛板飛込は、荒井杏月選手(JSS宝塚)が1本目からトップをキープしてそのまま逃げ切り、219.25で優勝。14〜15歳区分女子高飛込は、ラスト1本まで勝負がもつれ込みますが、最後に逆転で安田舞選手(米子DC)が349.70で優勝を果たしました。

水球競技は、大阪・東和薬品ラクタブドームでA区分(12歳以下男女)、B区分(15歳以下男子)、C区分(15歳以下女子)とE区分(18歳以下女子)で、合計60試合が行われました。

シンクロ競技は、北海道・平岸プールで10〜12歳区分のフィギュア競技と13〜15歳区分チームフリールーティンの予選に加え、10〜12歳区分のソロ、デュエット、チームのフリールーティン決勝と、16〜18歳区分のソロフリールーティン予選が行われました。

10〜12歳区分のソロフリールーティン決勝は、フィギュア競技でも高得点をマークしていた中板清乃選手(東京シンクロクラブ)が、フィギュア競技との合計を128.8182として優勝しました。同区分デュエットフリールーティン決勝では、上田咲良選手と内田桜子選手(アクラブ藤沢)が2ポイント近くの差をつけて、127.0634で優勝。そして同区分チームフリールーティン決勝は、フィギュア競技の得点が高かった東京シンクロクラブと接戦でしたが、123.1926でアテナアクアメイツAが優勝を果たしました。

明日も各地で熱戦を繰り広げる、次世代の日本を担う若手選手たちへのご声援をよろしくお願いします。

※写真1:競泳区分別の総合表彰。東京SCがふたつの区分で優勝を果たす
※写真2:学童記録を樹立した高嶋選手をはじめ、優秀選手たちはレベルの高い記録をマーク
※写真3:大会新記録で10歳以下区分男子4×50mメドレーリレーを制したイトマン京都

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