2018.03.30

【競泳・水球】第40回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 最終日

全国のジュニア選手たちの祭典も、いよいよ最終日を迎えます。
第40回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会は、競泳競技、水球ともに最後のレースを終えました。

競泳会場では、最終日も見応えのあるレースが続き、新記録コールが会場に鳴り響きます。最終日だけでも短水路高校新記録が1、大会新記録が9も誕生しました。

CS区分女子200m個人メドレーでは、今井月選手(豊川高校)が日本記録にあと100分の3秒にまで迫る2分05秒44の大会新記録を樹立。

昨日15〜16歳区分男子200m背泳ぎで短水路日本中学新記録を樹立した柳川大樹選手(SPホウトク金沢)が、この日も100m背泳ぎで52秒87の大会新記録で2冠を達成しました。

今大会競泳競技の最終種目であったCS区分女子4×100mメドレーリレーでは、イトマンがスタートから飛び出し、第2泳者、第3泳者ともに好タイムでつなぎ、アンカーの小嶋美紅選手がその勢いを受け継いでフィニッシュ。4分を切る3分59秒80の短水路日本高校新記録を樹立して優勝。大会を新記録で締めくくってくれました。

これで4日間の新記録の合計が54、内訳は、短水路日本高校新記録が5、短水路日本中学新記録が1、短水路日本学童新記録が6、大会新記録が42という結果でした。

レース後には閉会式が行われ、総合優勝はイトマン、総合準優勝は東京SC、3位がダンロップSCでした。最優秀選手は川根正大選手(サギヌマSC鷺沼)と小嶋選手(イトマン)が選ばれました。

そのほか総合順位、区分別表彰などは以下の通りです。

・総合順位
優勝:イトマン
準優勝:東京SC
3位:ダンロップSC
4位:枚方SS
5位:コナミ北浦和
6位:藤村SS
7位:アクラブ調布
8位:スウィン大教

・区分別表彰
CS区分
優勝:イトマン
準優勝:ダンロップSC
男子最優秀選手:川根正大選手(サギヌマSC鷺沼)
CS区分男子育成コーチ:小池忠明コーチ(サギヌマSC鷺沼)
女子最優秀選手:小嶋美紅選手(イトマン)
CS区分女子育成コーチ:塚田陽一コーチ(イトマン)

15〜16歳区分
優勝:ルネサンス港南中
準優勝:イトマン
男子優秀選手:柳川大樹選手(SPホウトク金沢)
男子育成コーチ:田辺宣成コーチ(SPホウトク金沢)
女子優秀選手:池本凪沙選手(コパンSP宇治)
女子育成コーチ:溝内聖子コーチ(コパンSP宇治)

13〜14歳区分
優勝:アクラブ調布
準優勝:枚方SS
男子優秀選手:西小野皓大選手(メルヘン鹿屋)
男子育成コーチ:勝目理恵コーチ(メルヘン鹿屋)
女子優秀選手:内藤万愛選手(セントラル府中)
女子育成コーチ:栗原直輝コーチ(セントラル府中)

千葉県国際総合水泳場の水球競技は、4日目の競技が終了。
この日から全区分において予選を勝ち抜いた8チームによる、決勝トーナメントが行われました。

千葉県国際総合水泳場で行われていた水球競技も最終日を迎え、各区分の決勝戦が行われました。

A区分の決勝は、カワサキスイミングと富山ウォーターポロクラブ。追いすがる富山ウォーターポロクラブを最終ピリオドでカワサキスイミングが突き放し、カワサキスイミングが5対3で優勝しました。

C区分中学生女子は、去年の覇者白山市立松任中学校対山形水球クラブの決勝戦。さすがは昨年の覇者というプレーを見せた白山市立松任中学校が山形水球クラブを圧倒し、9対2というスコアで春季大会2連覇を果たすとともに、夏春連覇も成し遂げました。

B区分の決勝は、予選同ブロックで一度対戦している石川イーグルスと明治大学付属中野中学校の対決でした。予選で敗れた石川イーグルスでしたが、決勝では粘りのディフェンスを見せ、明治大学付属中野中学校に攻撃チャンスを与えません。最後まで集中力を切らさなかった石川イーグルスは、予選で敗れた雪辱を果たす勝利を6対2で収め、今大会の頂点に立ちました。

大会最優秀選手には、石川イーグルスの西森郁未選手が選ばれました。そのほか優秀選手は下記URLをご覧ください。

持てる力を出し切り、自分に挑戦し続けるジュニア選手たちへのご声援をよろしくお願いします。

※写真1:今大会はイトマンが総合優勝を果たす
※写真2:最優秀選手、優秀選手と育成コーチの方々
※写真3:最後の種目を新記録で締めくくったイトマンチーム

競泳のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2017/S70612/index.htm