2018.04.10

【競泳】パンパシフィック水泳選手権大会・アジア競技大会の日本代表発表記者会見が行われました

4月3〜8日の6日間という日程で行われた、第94回日本選手権水泳競技大会 競泳競技。その結果から、夏に開催される第13回パンパシフィック水泳選手権大会及び第18回アジア競技大会の代表選手が発表されました。

パンパシフィック水泳選手権大会の代表メンバーは、男子12人、女子10人の合計22人が代表に決定。

アジア競技大会には、パンパシフィック水泳選手権大会のメンバーに古賀淳也選手(第一三共/スウィン埼玉)を加えた男子13人、女子10人の合計23人を選出しました。

※メンバー詳細は以下のリンクをご参照ください

ですが、両大会ともに5月24〜27日に開催される、ジャパンオープン2018にて、追加メンバーを選出する予定です。

今年の記者会見には、平井伯昌日本代表監督をはじめ、萩野公介選手(ブリヂストン)、幌村尚選手(早稲田大学)、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)、大橋悠依選手(イトマン東進)、青木玲緒樹選手(ミキハウス)の5選手が登壇。それぞれ日本選手権での感想と、夏の国際大会に向けた豊富を語ってくれました。

「前半は悔しさもありましたが、後半の個人メドレー2種目で、レベルの高い記録だったとは言えないかもしれませんが、2つで代表入りを決められてホッとしています。パンパシフィック水泳選手権大会は自国開催ですから、自国の応援の力を借りながら優勝を目指します」(萩野選手)

「日本選手権ではベストを更新して、はじめて優勝できました。これから夏の大会に向けて、さらに練習を積んでいければと思っています。200mバタフライで日本記録更新も視野に入れながら、金メダルを目指して頑張ります」(幌村選手)

「大会前から日本新記録を出したい、と話していたので、有言実行できたことがうれしいです。夏の大会では、今回出した記録をさらに上回れる記録を出して、チームに貢献できるようにしたいです」(池江選手)

「昨年に続いて、200mと400mの個人メドレーで代表に入れてホッとしています。夏はライバルに勝つことはもちろん、400m個人メドレーでは4分30秒切りにチャレンジしていきたいと思います」(大橋選手)

「50m、100m、200m平泳ぎのすべてでベストが出せたので、自信になった大会でした。パンパシフィック水泳選手権大会でもベスト記録を更新して、メダルをしっかり獲っていきたいと思います」(青木選手)

「2020年を見据えて、個人ではなく、国別対抗戦という意識を持って戦っていかないといけない、ということを、コーチングスタッフの間で話をしています。そこでまず、今年の夏の国際大会では、それぞれ前回大会以上のメダル数を獲得して、強豪国と争っていきたいと思っていますし、そのための強化をしていきたいと考えています」(平井監督)

記者会見のあと、今回選出された代表メンバーが集結し、第一次合宿がスタートします。夏に向けてスタートする『チームジャパン』への応援をよろしくお願いします。

※写真1:記者会見では、それぞれが夏の大会に向けた豊富を語った
※写真2:国同士の争いだからこそ、チームとしての団結力が必要と平井監督
※写真3:日本選手権では6回もの日本記録を出した池江選手は、さらなる記録更新を目指す