【飛込・水球・AS】第18回アジア競技大会 29日結果
<第18回アジア競技大会>(29日、インドネシア・ジャカルタ)
[アーティスティックスイミング]
アーティスティックスイミング競技の最終日は、チームのテクニカルルーティン(以下TR)とフリールーティン(以下FR)が行われた。
TRでは「熾の鳥の舞」をテーマに、各ルーティンをきっちりと決める正確さを見せつけるような泳ぎを披露し、90.9357の2位につけます。
FRは、全員が「やってきたことをすべてここで出し切る」という強い決意を持って臨んだ。演技のテーマは「Happy feelings Life celebration」。その気持ちが表れたかのような力強くスピード感溢れる演技、さらにマリオネットをイメージしたハイライトも決まり、リフトがひとつ決まる度に観客からも大きな歓声が上がるほどだった。得点は91.9333でTRに続いて2位を獲得。合計182.8690でデュエットに続いて銀メダルを獲得した。
「TRもFRも、細かいミスはあったと思いますが、練習通りの思い切った演技ができました。このチームになって、本番でなかなか良い演技ができなかったんですが、自分たちがやってきたことが間違っていないことを証明したいと思っていました。また来年以降につながるアジア競技大会だったと思います」(乾友紀子)
「選手たちはすごく最後まで頑張りました。いつも失敗していたリフトも成功できましたから、これからまた次の展開を考えられるな、と感じました」(井村ヘッドコーチ)
[水球]
予選リーグ最終戦のサウジアラビア戦。第1ピリオドはいつものスピードプレイを中心に構成していき、第2ピリオド以降は様々な状況を想定した上で作戦を変えつつ試合を展開。ただ、パワーを使ってファウルの多いサウジアラビアに対し、終盤に少しもたつく場面がいくつか見られた。それでも最後まで日本のペースで試合が進み、20対4でサウジアラビアに勝利。これで日本は予選リーグにおけるグループBの1位通過が決まり、決勝トーナメント第1戦は、シンガポールとの対戦が決定した。
[飛込]
初日から男子3mシンクロナイズドで銅メダルを獲得し、好スタートを切った飛込競技。2日目は、三上紗也可、宮本葉月のふたりが女子3mシンクロナイズドに挑んだ。
制限選択飛の2本目、301Bで緊張からミスがあり8位に落ち込み、続く3本目の405Bまでそれを引きずってしまう。ただ、4本目の5152Bからは少しずつリズムを取り戻し、ひとつずつ順位をあげていく。最終的には249.90の5位まで順位を上げて演技を終えた。
※写真1:デュエットに続いてチームでも銀メダルを獲得
※写真2:TRでは熾の鳥の舞をテーマに8人が舞う
※写真3:宮本・三上ペアは序盤のミスが響いたが5位入賞
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https://en.asiangames2018.id/schedule-results/day/2018-08-29/