渡辺が200m平泳ぎで2大会連続銅メダルを獲得 <FINA世界選手権2019 in 光州>
12日から開幕したFINA世界選手権(韓国・光州)も競泳以外の競技が終了し、残り3日は競泳のみとなった。
[競泳]6日目
渡辺一平が世界の頂点取りに挑んだ男子200m平泳ぎ決勝。準決勝で渡辺の記録に並んだオーストラリアのマシュー・ウィルソン(オーストラリア)に、前回大会覇者のアントン・チュプコフ(ロシア)との三つ巴の戦いに。
前半から飛び出したのは、ウィルソン。それに渡辺、チュプコフが続く。150mをターンしてウィルソンに並びかける渡辺だが、そこにチュプコフが一気に差を詰めて3人が横一線に。最後まで接戦となったレースの決着は、チュプコフが2分06秒12の世界新記録を樹立して優勝。渡辺は惜しくも敗れたが、2分06秒73の好タイムをマークして銅メダルを獲得した。
「自分の生命線である大きく抵抗の少ない泳ぎを心がけながら、前半から思い切って行くレースができました。今日できることは精一杯できました」(渡辺)
男子200m背泳ぎの決勝には、ベテランの入江陵介が出場。「前半から思い切っていけた」と100mを56秒台の3番手でターン。後半苦しくなったところでも粘りを見せて、1分56秒52の5位入賞となった。
男子50m自由形は、塩浦慎理が21秒74と予選よりもタイムを上げてフィニッシュ。全体の7位で2001年福岡大会以来となる、実に18年ぶりの決勝進出を果たした。
※写真1:前回大会に続いて銅メダルを獲得した渡辺
※写真2:入江は積極的に攻める姿勢を貫いた
※写真3:2001年以来となる決勝の舞台に立つ塩浦
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