【#パリ五輪】#競泳 男子200m平泳ぎ決勝で花車が5位、渡辺が6位入賞を果たす
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[競泳]Day5
大会5日目には、女子200m平泳ぎに鈴木聡美、男子200m背泳ぎに竹原秀一、女子200mバタフライに三井愛梨と牧野紘子が出場。それぞれ予選をしっかりと突破し、全員が準決勝に進出。
そして、男子200m平泳ぎの決勝レースには渡辺一平と花車優のふたりが臨んだ。
前半から攻めて行きたい渡辺、後半勝負の花車という展開が予想されたが、渡辺も花車ともに前半の100mが1分02秒台。後半、100mから150mで上位との差を詰めていきたいところだったが、なかなか届かない。ラスト50m。周囲もスパートをかけるなか、花車、渡辺の動きが鈍いものの気迫のこもった泳ぎを見せてフィニッシュ。花車が2分08秒79の5位、渡辺は2分08秒83の6位という結果であった。
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「決勝で全力を尽くすことはできました。自己ベストならメダルだったのは、悔しいです。ここまで自分なりにチャレンジしてきた。ここまでの歩みについては誇らしく思っています」(花車)
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「8年ぶりの五輪で、自分なりに精一杯時間を費やして努力してきました。今できるパフォーマンスは出せたと思います」(渡辺)
そのなかで、最初の準決勝種目となったのは女子200mバタフライ。サマー・マッキントッシュ(カナダ)が泳ぐ1組目の記録レベルが非常に高く、三井、牧野ともに自己ベスト当たりが決勝進出ラインとなりそうな予感。牧野は「前半から行くしかない」と、自己ベストよりも速いスプリットタイムで100mを折り返す。三井は「前半は落ち着いて後半上げていく」と、150mまでに少しずつ順位を上げて牧野を逆転。勝負のラスト50m。スパートをかけるが思うように伸びず。三井は2分08秒71で全体11位、牧野は2分09秒16の全体13位で決勝進出は叶わなかった。
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続く男子200m背泳ぎの竹原は「最初の50mは良かった」と、スタートからの出だしは好調だったものの、その後はうまくスピードを上げることができず失速。1分58秒03の全体15位という結果となった。
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女子200m平泳ぎには、チーム最年長のベテラン、鈴木聡美が12年ぶりの決勝進出に挑む。スタートから大きな伸びのある泳ぎでペースを刻み、最後まで粘りを見せて組で4番手をキープしたままフィニッシュ。2分23秒54の全体8位となり、決勝進出を果たした。
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「やっと決勝の舞台に行けました。200mで行けると思っていなかったので、本当にうれしいです。決勝では最低でも国際大会代表選手選考会よりも速いタイム、できれば自己ベストを狙って全力を振り絞りたい」(鈴木)