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［競泳］Day9
過去最長のスケジュールの最後を締めくくるのは、女子4×100mメドレーリレー決勝。

日本は予選と同様、白井璃緒・鈴木聡美・平井瑞希・池江璃花子の4人で挑む。

白井は予選から記録を落とし、1分01秒24で引き継ぐ。しかし、続く頼れるベテラン、鈴木聡美が一気に挽回。前半を30秒02で折り返すと、1分05秒08と自身過去最高タイムを叩き出し、6位でバトンを渡す。

引き継いだ17歳の平井瑞希は、今大会最速となる56秒27をマーク。前半も26秒を切る25秒98で折り返すなど、気合いのこもった泳ぎを見せる。

アンカーは池江。記録こそ53秒58と、昨日の混合4×100mメドレーリレーのときには及ばなかったものの、隣を泳ぐフランスに競り勝ち3分56秒17の5位でフィニッシュ。4人全員が笑顔で今大会を締めくくった。

「今大会は出し切れずに終わってしまいました。3人に助けられたレースでしたし、悔しい気持ちです。また強くなって帰ってきたいと思います」（白井）

「これを個人で出したかったな、というのが正直な気持ち。タッチした瞬間によっしゃって思いました。役割を果たせました」（鈴木）

「今の力は出し切れました。応援を自分の力に変えて、最後まで楽しく泳ぐことができました。また4年後、この舞台に帰ってきたいと思います」（平井）

「フランスと競ることは分かっていました。十分に力を出し切ることができました。大変な3年間でしたが、楽しかったと思えるレースができて良かったです」（池江）

これで競泳の全競技が終了。簡単なデータは以下の通り。

・新記録：0
・メダル：銀メダル1　（男子400m個人メドレー・松下知之）
・入賞：13
男子200m自由形：松元克央
男子200m平泳ぎ：渡辺一平・花車優
男子100mバタフライ：水沼尚輝
男子200m個人メドレー：瀬戸大也
男子400m個人メドレー：松下知之・瀬戸大也
女子200m平泳ぎ：鈴木聡美
女子100mバタフライ：平井瑞希
女子400m個人メドレー：成田実生
男子4×200mリレー：村佐達也・松元克央・眞野秀成・柳本幸之介
女子4×100mメドレーリレー：白井璃緒・鈴木聡美・平井瑞希・池江璃花子
混合4×100mメドレーリレー：松山陸・谷口卓・平井瑞希・池江璃花子

・自己ベスト更新1　（松下知之）
・国際大会代表選手選考会の記録突破者　9人（リレー引き継ぎ含む）
平井瑞希（選考会：56秒91／自己ベスト56秒33）
女子100mバタフライ
予選：56秒71
準決勝：56秒80
混合4×100mメドレーリレー（第3泳者）
予選：56秒52
決勝：56秒46
女子4×100mメドレーリレー（第4泳者）
予選：56秒32
決勝：56秒27

池江璃花子（選考会：54秒15／自己ベスト52秒79）
混合4×100mメドレーリレー（第4泳者）
予選：53秒21
決勝：53秒23
女子4×100mメドレーリレー（第4泳者）
予選：53秒77
決勝：53秒58

松下知之（選考会：4分10秒04／自己ベスト：4分10秒04）
男子400m個人メドレー
決勝：4分08秒62
※自己ベスト

村佐達也（選考会：1分47秒57／自己ベスト：1分46秒59）
男子4×200mリレー（第1泳者）
予選：1分47秒30
決勝：1分46秒69

眞野秀成（選考会：1分47秒86／自己ベスト：1分46秒15）
男子4×200mリレー（第3泳者）
決勝：1分47秒36

鈴木聡美（選考会：2分23秒09／自己ベスト：2分20秒72）
女子200m平泳ぎ
決勝：2分22秒54

鈴木聡美（選考会：1分05秒91／自己ベスト：1分05秒91）
女子4×100mメドレーリレー（第2泳者）
予選：1分05秒52
決勝：1分05秒08
（MR日本記録時（18年アジア競技大会時）は1分05秒43）

瀬戸大也（選考会：1分56秒87／自己ベスト：1分55秒55）
男子200m個人メドレー
準決勝：1分56秒59

水沼尚輝（選考会：51秒23／自己ベスト：50秒81）
男子100mバタフライ
準決勝：51秒08
決勝：51秒11

松元克央（選考会：48秒28／自己ベスト：47秒85）
男子4×100mメドレーリレー（第4泳者）
予選：47秒88