2024.08.08 OWS

【#パリ五輪】#マラソンスイミング 蝦名が攻めの姿勢を崩さず最後も粘って大健闘の13位

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マラソンスイミング女子10km/蝦名愛梨 ©フォート・キシモト

[マラソンスイミング]Day13
セーヌ川を舞台に、アレクサンドル三世橋をスタート・フィニッシュ地点に据えて行われたのがマラソンスイミング。

都市部で行われ、しかも街の中心にある川で行われるだけあって、川沿いには多くの観客が詰めかけて賑わいを見せていた。

そんななか、前半から積極的に攻めていったのが女子10kmに出場した蝦名愛梨。スタートから第1ブイまでは川の流れに沿って泳ぐためかなりスピードが出る。その流れを利用しながら泳ぐも、第1、2ブイを回って戻ってくるときは逆流しなければならない。多くの選手が泳ぎのテンポを切り替えて対応するなか、蝦名もたぶんに漏れず、うまく泳ぎをコントロールして上位をキープする。

マラソンスイミング女子10km/蝦名愛梨 ©フォート・キシモト

3周目中盤では3位に浮上するなど、流れに翻弄されながらも粘りを見せていたものの、最終周回に力尽きて失速。入賞ラインをキープしていたが、最後の直線で後ろの集団に飲み込まれてしまい万事休す。最終結果は13位と入賞には届かなかったが、それでも初の五輪で上位に食らいつく健闘を見せた。

マラソンスイミング女子10km/蝦名愛梨 ©フォート・キシモト

「前半の5kmで力をかなり使ってしまいました。最終周回で抜かされたのは悔しいですが、五輪で最後まで集中して泳ぐことができました」(蝦名)