【#AS】ソロとチームのテクニカルルーティンをミキハウス東京ASCが制する(日本ASチャレンジカップ2024)
日本水泳連盟HP大会詳細:https://swim.or.jp/tournament/44257/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/artistic/2024/02/jp/index.html
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Day1
日本アーティスティックスイミングチャレンジカップは、若手選手の発掘と育成を目的としてスタート。多くのシニア代表選手がこのチャレンジカップを経て、世界に羽ばたいていった。
次世代を担う選手は、誰になるのか。
今大会の初日は、ソロ、男子ソロ、デュエット、チームのテクニカルルーティンが行われた。
最初はデュエット。世界水泳選手権の代表でもあった井村ASCの廣田憩が同い年の額田紗子とペアを組み他を圧倒。エレメント得点も140ポイント台に乗せる144.7458をマーク。アーティスティックインプレッションも91.7000と90ポイントを超える好演技を披露。
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もちろんベースマーク判定もなく、合計236.4458を獲得して優勝を果たした。昨年はこの種目を姉の廣田樹が制しており、姉妹で2大会連続制覇となった。
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続くソロでも優勝を目指した廣田だったが、1つの技がベースマーク判定を受けてしまい、結果は5位。優勝を果たしたのは、ミキハウス東京ASCの稲富愛佳であった。
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ノーベースマークで安定した演技を披露し、エレメント得点は145.7233、アーティスティックインプレッションは86.3500の合計232.0733で表彰台の頂点を勝ち取った。
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男子ソロは1人のみ出場しており、横山正(YTアーティスティックスイミングクラブ)が120.4833を獲得した。
チームテクニカルルーティンでは、ソロを制した稲富有するミキハウス東京ASCと、こちらも世界水泳選手権代表経験のある鈴木ひかりのいるアクラブ調布Aでの接戦となった。
この勝負の軍配が上がったのは、ミキハウス東京ASC。エレメント得点、アーティスティックインプレッションともにわずかながらアクラブ調布Aを上回る演技を見せる。また、勝敗を分ける大きなポイントとなったのは、シンクロナイゼーションエラー。ミキハウス東京ASCは男子選手を含みながらもこのエラーを3.7に留めたが、アクラブ調布Aは7.9も減点をもらってしまった。
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その結果、ミキハウス東京ASCは236.6393、アクラブ調布Aは235.3021をそれぞれ獲得。1.3372ポイントという僅差で優勝を果たした。
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