2024.08.17 水球

【#水球】1回戦では強豪が順当に勝ち上がる(全国高等学校総合体育大会水泳競技大会)

公式HP:https://www.koukousoutai.com/2024soutai/
公式記録サイト:https://kirokukensaku.net/0IH24/index.html
トーナメント表:https://kirokukensaku.net/0IH24/tournament_33002000.html

令和6年度全国高等学校総合体育大会、北部九州総体2024の水球競技は大分県の大分県立大分商業高高にて開催。初日は1回戦4試合と2回戦の2試合が行われた。

初日、初戦は神奈川工業対金沢市立工業。第1ピリオド、先制点は金沢市立工業。ただ神奈川工業もすぐに得点を返し、さらにカウンターアタックでリードを奪う。点の奪い合いになった第2ピリオドを終えて、10対7。後半も試合を優勢に進めた神奈川工業が16対12で勝利を収めた。

第2試合は関西対長浜北星。先制点を奪った関西が第1ピリオドで2点のリードを奪う。共に1点ずつ加えて6対4で迎えた第3ピリオドは一転、長浜北星が連続得点で少しずつ差を詰め、9対9の同点にした。最終ピリオド、関西が一時は2点差に広げるも長浜北星が食らいつく。最後は関西の村上稜久のループシュートから奪った13点目が決勝点となり試合終了。13対12で関西が勝利した。

那覇商業対青森連合の第3試合は、第1ピリオドから猛攻を見せた那覇商業が試合の主導権を握る。第1ピリオドに7点、第2ピリオドには3点を追加。何とか反撃に出たい青森連合は、最終ピリオドに3点を奪うも、那覇商業がそれを上回るペースで点を積み重ね、結果20対6で那覇商業が青森連合を下した。

第4試合の山形工業対柏崎連合の対戦は、まず柏崎連合が4点を奪い1点リードで第1ピリオドを終える。続く第2ピリオドでもリードを広げ、4対6で前半を終了。後半もその勢いを保ちたかった柏崎連合だったが、第3ピリオドで山形工業に同点にされると、連続得点を挙げた山形工業が一気に柏崎連合を突き放し、11対8で山形工業が逆転勝利を挙げた。

2試合行われた2回戦は、地元大分商業対明大中野の対戦カード。地元の大歓声を受けた大分商業だったが、明大中野が第1ピリオドで一挙6得点を奪う。第2ピリオドに入って何とか反撃したい大分商業だったが、明大中野の猛攻を止めることができず7対19で明大中野に敗北を喫した。

この日最終戦となる鹿児島南対福岡工業の九州ブロック対決は、序盤から接戦の様相。ただ、要所で得点を積み重ねた鹿児島南が6対3の3点リードで前半を終える。後半は両者一歩も譲らず、第3、第4ピリオドともに同点。結果的に、前半のリードを守りきった鹿児島南が13対10で白星を挙げた。