【#競泳】男子200m平泳ぎで宮崎が100分の4秒差で昨年覇者の野中に逆転勝利(全国中学校水泳競技大会)
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中学生の日本一を決める第64回全国中学校水泳競技大会が、石川県・金沢市金沢プールで開幕した。
1月1日に発生した能登半島地震でプール水深の調整措置に障害が出たため、当初は開催も危ぶまれた。また台風7号の影響も懸念されたが、全国各地より競泳885人が金沢に集結し、無事に競技がスタート。
競泳競技の初日は3種目の決勝レースが行われた。
最初の決勝レースとなった女子50m自由形では、8人全員が26秒台という大接戦に。そんなタッチ差の勝負を26秒17で制したのは、八木陽夏(ダンロップSC)であった。
男子50m自由形は山田将大(舞岡)が、序盤からスピードに乗った泳ぎを見せる。「中学記録を狙っていたので悔しい」と言うも、23秒40の大会記録に迫る好記録で優勝した。
女子400m個人メドレーでは前半こそ4番手だったが、平泳ぎで一気に逆転した堀切梓彩(新宿落合)が、4分48秒22で優勝を飾る。
男子同種目では、8人のなかで唯一2年生であった平山悠(東京SC)が、バタフライから一度もトップを譲ることなく4分25秒70で圧勝した。
女子200m平泳ぎは4人がまさに横一線の大接戦を繰り広げる。最後の最後まで誰が勝つか分からない勝負を2分30秒46で制したのは田中珀娃(山川)だった。
男子同種目では宮崎緒里(浜松新津)が、先行する昨年のチャンピオン野中龍生(金泉)をラスト50mで猛追。100分の4秒差の2分14秒17で大逆転勝利を収めた。