【#競泳】100m背泳ぎで平田が55秒25の日本中学新記録を樹立し男子最優秀選手に(全国中学校水泳競技大会)
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全国中学校水泳競技大会は最終日を迎えた。全国から集結した中学生の日本一決定戦もとうとう終わりを告げる。
女子400m自由形では、800mで連覇した谷本美乃(金岡南)が4分14秒30で、こちらでも連覇を飾って2年連続2冠を達成した。
男子では櫻井陸(第三亀戸)が、前半から攻めてただ一人4分を切る3分59秒97をマークして優勝。200mに続きこちらも2冠を獲得した。
女子100mバタフライは石塚宇海(羽村二)が、こちらも一人だけ1分を切る好タイムをマーク。59秒49で200mに続き2冠を果たした。
男子は河井一桜(暁星)が前半25秒18で飛び出し、後半もそのスピードを維持。2位以下に1秒以上の差をつける54秒14の大会新記録で圧勝し、ガッツポーズを見せた。
女子100m自由形は油井美波(伊奈)が、前半は横一線だったところから後半抜け出し、一人56秒台をマークする56秒81で優勝。
男子100m自由形は、リレーの引き継ぎで好タイムを出していた田村仁人(藤村SS)を抑えて山田将大(舞岡)が51秒42で優勝した。
女子100m背泳ぎは、中野礼依(アクラブ藤沢)と笠原未咲(加須北)が接戦を繰り広げる。結果、ラストの強さを発揮した笠原が1分02秒15で優勝を果たす。
男子100m背泳ぎは、平田統也(坂出伊藤SS)が前半から積極的なレースを展開。50 mを26秒91で入り会場を沸かせると、55秒25という日本中学新記録で連覇を飾った。
大会を締めくくるのは、男女4×100mメドレーリレー。
女子は淑徳巣鴨が貫洞友里杏、谷口漣、割方唯寧、佐藤渚の4人でつなぎ、2位以下を圧倒。10秒近くの差をつける4分16秒81で優勝を果たした。
男子は藤村SSが金光孝樹、山﨑隼翔、池端絢翔、田村仁人の4人で力を合わせて3分56秒89で優勝。4×100mリレーに続いてリレー2種目制覇を成し遂げた。
競泳競技もこれで終了。
大会を通して日本中学記録が2、大会記録が3という結果となった。
男子最優秀選手には100m平泳ぎで日本中学記録を樹立した野中龍生(金泉)が受賞、女子最優秀選手は谷本美乃が2年連続の受賞となった。