2024.08.26 競泳

【#競泳】総合優勝は東京SC、最優秀選手は大岩と小山のふたりが受賞した(全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会)


大会HP:https://swim.or.jp/tournament/43951/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/2024/S70601/index.htm

全国高校選手権水泳競技大会、全国中学校水泳競技大会が終わり、8月22日からジュニア選手たちの祭典とも言える、全国JOCジュニアオリンピックカップの夏季水泳競技大会がスタートした。

競泳は初日と2日目で10歳以下区分、11〜12歳区分の全競技が行われる。この両区分で樹立された新記録は5。

初日はすべてリレー内の第1泳者が樹立。10歳以下区分女子4×50mリレーの予選で、藤村SSの榊原光莉が27秒92で同区分50m自由形の大会記録を更新。決勝では榊原がまたその記録を更新する27秒79をマーク。藤村SSはトータルタイムでも1分58秒74と、唯一2分を切る記録をマークして優勝を果たした。

男子では11〜12歳区分の4×50mリレーの決勝で、宇佐見颯大(セントラル南行徳)が、チームは4位だったものの、第1泳者で同区分50m自由形の大会記録を更新する24秒57をマークした。

大会2日目には、榊原がさらに10歳以下区分50m自由形で新記録を樹立。27秒60にまで大会記録を更新して優勝。さらに同区分女子4×50mメドレーリレーの第1泳者で50m背泳ぎの大会記録も更新。記録は31秒07であった。

また、大会2日目からは13歳以上の区分の種目も行われ、13〜14歳区分男子400m個人メドレーでは、宮崎緒里(浜名湖SS)が4分21秒88の大会新記録でこの種目を制した。

13歳以上の種目が本格的にスタートする大会3日目。ここからは中学生が大活躍。

男子100m平泳ぎでは、全国中学校水泳競技大会もこの種目を制した野中龍生(ようどう館大)が1分01秒91の大会新記録を樹立して優勝を飾る。

男子400m個人メドレーの15〜16歳区分では、高校1年生の根岸歩夢(長岡大手)が4分17秒11の大会新記録で優勝を果たした。

また、男子50m、100m自由形で驚異的な速さを見せつけたのは平田統也(坂出伊藤SS)だった。
平田はまず男子100m自由形で49秒台に迫る50秒32の大会新記録で優勝。続く50m自由形では、予選で23秒45の大会新記録を更新。平田に負けじと山田将大(セントラル本郷台)も23秒46で従来の大会記録を上回る記録をマーク。決勝でもこのふたりが争う展開に。結果は、平田の勝利。記録も23秒00の大会記録と同時に、日本中学新記録を樹立。中学生初の22秒台目前に迫る快泳だった。

また、男子100m世余技では濵口敬(コナミ東加古川)が56秒44の大会新記録を樹立して優勝を果たす。

今大会は、ジュニアパンパシフィック水泳選手権出場のために欠場していた選手も多く、残念ながら従来よりも新記録は少なかったものの、それでもハイレベルな泳ぎを選手たちは披露してくれた。

大会を通して、新記録は14。日本中学新記録が1、大会新記録が13という結果であった。

また、総合結果は東京SCが総合優勝を果たした。最優秀選手(CS区分優秀選手)は男子は大岩真海羽(イトマン富士見台)、女子は小山風香(SA柏崎)が受賞した。

その他表彰は以下の通り。
https://swim.or.jp/fwp/wp-content/uploads/2024/08/表彰一覧_HP.pdf

順位得点詳細はこちら。
https://swim.or.jp/fwp/wp-content/uploads/2024/08/5日目.pdf