【#水球】男子は日本体育大学が27連覇、女子は秀明大学が2連覇を飾る(第100回日本学生選手権水泳競技大会 水球競技)
大会HP/リザルト:https://swim.or.jp/tournament/44039/
第100回を迎える、日本学生選手権水泳競技大会(インターカレッジ)。通称『インカレ』で親しまれる今大会は、水球競技からスタート。8月28日から東京アクアティクスセンターで開幕し、31日に決勝戦が行われた。
男子は全18校のトーナメント戦で行われる。初日は第1回戦の8試合が行われ、王者・日本体育大学をはじめとする、昨年のベスト4が順当に勝ち上がる。
2日目は準々決勝の4試合。日本体育大学が明治大学を28対12の圧勝で勝ち上がり、中央大学が成蹊大学を8点差で制して準決勝で日本体育大学と当たることとなった。前回2位だった筑波大学は1回戦の鈴鹿大学戦、準々決勝のびわこ成蹊スポーツ大学戦ともに20点オーバーの得点を叩き出し順当に準決勝へ。また、専修大学も得点を奪われながらも要所を締めるプレーで準決勝へ。
その準決勝。筑波大学対専修大学の一戦は、ひりつく1点差ゲームに。第3ピリオドまで同点でゲームが進み、最終ピリオドで筑波大学が意地の勝ち越し点を挙げて、10対9で筑波大学が決勝に駒を進める。一方の日本体育大学は、中央大学との対戦でなんと30得点。攻撃の日本体育大学を見せつける試合ぶりで勝ち進んだ。
決勝戦は、第1ピリオドで9得点を叩き出した日本体育大学。筑波大学も3点を奪い、第2ピリオドから追い上げていきたいところだったが得点を奪えず。逆に日本体育大学が4点を追加し、前半を終えて13対3となる。その後も攻撃の手を緩めなかった日本体育大学は第3、第4ピリオドでそれぞれ6点ずつ加える。筑波大学も最終第4ピリオドでは5得点を挙げるも及ばず。25対11で日本体育大学が27年連続優勝を飾った。筑波大学が2位、そして中央大学との3位決定戦を制した専修大学が3位となった。
女子は全5校が参戦。前年度覇者の秀明大学が日本体育大学を制して勝ち上がるなか、早稲田大学が昨年2位だった東京女子体育大学を下して決勝へ。その決勝戦では、秀明大学に食らいつきたい早稲田大学だったが、第1ピリオドで秀明大学が8得点。その後も猛攻は止まらず、結果31対7で秀明大学が連覇を果たした。早稲田大学が2位、ペナルティシュート戦にまでもつれ込んだ女子3位決定戦は日本体育大学が制して3位を勝ち取り、東京女子体育大学は4位となった。