2024.09.02 AS

【#AS】デュエットテクニカルルーティンで内田・三橋ペアが金メダルを獲得(World Aquatics アーティスティックスイミングジュニア選手権)

大会HP:https://www.worldaquatics.com/competitions/3484/world-aquatics-artistic-swimming-junior-championships
リザルト:https://results-ws.microplustimingservices.com/WorldAquatics/2024/SWA/WorldJuniorChampLima/#/schedule-bydate
日本代表メンバー:https://swim.or.jp/fwp/wp-content/uploads/2024/05/AS世界ジュニア日本代表選手団名簿0509.pdf

ペルー・リマで行われた、World Aquatics アーティスティックスイミングジュニア選手権。8月28日から9月1日までの日程で行われ、日本はソロ・デュエット・チームに出場した。

初日は女子ソロテクニカルルーティン。日本は内田桜子(早稲田大学/ミキハウス東京ASC)が出場し、ベースマーク判定なしの演技を披露。エレメント得点は138.3017とあまり伸ばせなかったが、アーティスティックインプレッションは92.4000を獲得。優勝した中国のXU Huiyanに次ぐ高評価を得て、トータル270.7017ポイントで銅メダルを獲得した。

続くチームテクニカルルーティンでは、トータルディフィカルティが41.50という高難易度のルーティンに挑戦した日本。エクスキューションを170.5268を獲得。アーティスティックインプレッションも中国を上回る93.3000をマークしてトータル303.8268ポイントを獲得。優勝した中国にあとわずか1.5060ポイント差に迫る好演技で銀メダルに輝いた。

大会2日目はチームのアクロバティックルーティンとデュエットのテクニカルルーティン、そしてソロのフリールーティン予選に出場。アクロバティックルーティンでは、5つめのアクロバティックでベースマーク判定を受けてしまう。その影響もあってエレメント得点が133.7967に留まり、アーティスティックインプレッションの79.9500を合わせて213.7467として6位入賞となった。

アクロバティックルーティンの悔しさを晴らしたデュエットテクニカルルーティンでは、内田と高校1年生の若手、三橋理沙子(京都教育大学附属/井村ASC)のペアが魅せた。エレメント得点は149.1767とライバルのウクライナのMOSHYNSKA Daria、SHMONINA Anastasiiaペアに届かなかったが、アーティスティックインプレッションで93.0500の全体でトップの得点を獲得。合計を282.2267として見事金メダルに輝いた。

ソロフリールーティン予選には三橋が出場。エレメント得点は141.5125、アーティスティックインプレッションも78.7000と得点を伸ばせず、トータル260.2125の9位スタートとなった。

デュエットのフリールーティンとチームフリールーティンの予選が行われた大会3日目。デュエットフリールーティンには白波瀬菜桜(国士舘高/国士舘ASクラブ)と相高花帆(淑徳巣鴨/ミキハウス東京ASC)のペアで出場し、256.5189の5位で決勝へ。チームフリールーティンは337.6814のこちらは6位で決勝に進むことになった。

そして大会4日目には、デュエットフリールーティンとソロフリールーティンの決勝が行われた。白波瀬と相高のペアで臨むデュエットフリールーティンは、予選から得点を伸ばしたものの、エレメント得点は148.3271、アーティスティックインプレッションは78.8000のトータル267.1271の7位入賞となった。
三橋が出場したソロフリールーティンでは、253.2460で9位と惜しくも入賞を逃す結果となった。

大会最終日となった5日目には、チームのフリールーティン決勝が行われた。優勝は中国だったが、エレメント得点とアーティスティックインプレッションともにその中国に次ぐ得点をマークし、日本が375.2146を獲得して2位に入って銀メダルを獲得して大会を締めくくった。

大会を通してメダルは金が1、銀が2、銅が1の4つ獲得。入賞は6となった。