【#競泳】難波が4年連続2種目制覇の偉業を達成(第100回日本学生選手権水泳競技大会)
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学生の祭典、日本学生選手権水泳競技大会も学校対抗戦が激化し始める3日目を終えた。
女子100m背泳ぎ決勝では、200mを制した長岡愛海(神奈川大学)が後半の強さを発揮して1分00秒79で優勝。今大会2冠を達成した。
男子も竹原秀一(東洋大学)が2冠。こちらも後半、ラスト10mで逆転して54秒17で優勝を果たし、何度もガッツポーズを見せた。
女子200m個人メドレーは、パリ五輪代表の松本信歩(早稲田大学)がバタフライから飛び出し、背泳ぎ、平泳ぎとリードを広げて行き、2位以下に3秒近くの差をつける2分11秒41で優勝を飾った。
男子200m個人メドレーでは、400mで松下知之(東洋大学)に次いで2位だった牧野航介(東洋大学)が、前半から積極的なレースを展開。最後の自由形勝負になったところで抜け出し、1分57秒32の大ベストで初優勝を飾った。
女子400m自由形は難波実夢(近畿大学)が4分07秒27の大会新記録で優勝。今大会は800mに続いて2つ目の新記録、そして4年連続2種目制覇という偉業を成し遂げた。
男子400m自由形では、田渕海斗(明治大学)が前半から飛び出しを見せた。後半、黒川紫唯(近畿大学)が追い上げてくるも振り切り、田渕が3分49秒53で優勝を飾った。
リレー種目はこの日も激戦。女子4×100mメドレーリレーでは、まずは神奈川大学の長岡が背泳ぎでトップを奪う。そのまま逃げ切りを図る作戦だったが、徐々に神奈川大学に迫ってきたのが中京大学。バタフライの廣下菜月で一気にその差を詰めると、アンカーの主将、神野ゆめが引き継ぎで53秒68の好タイムで泳ぎ逆転。4分01秒36で優勝を飾り中京大学が3連覇を果たした。
そして男子。100m平泳ぎの覇者、大蔵礼生が59秒04の好タイムで引き継いでトップに立った近畿大学。バタフライでもその差を広げてアンカー勝負。近畿大学の渡邊天馬が2番手につけていた明治大学の五味智信の猛追を振り切ってフィニッシュ。3分34秒06の日本学生新記録を樹立して優勝を飾った。