2024.09.07 飛込

【#飛込】安田と二羽がそれぞれインカレ初優勝を飾る(第100回日本学生選手権水泳競技大会)

大会HP:http://2024.incolle-swim.jp
日本水泳連盟大会HP:https://swim.or.jp/tournament/44416/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/diving/
ライブリザルト:https://seikosportslink.com/seiko/ssl/sportslink?a=portal&s=dv

第100回の日本学生選手権水泳競技大会。競泳競技と同じ東京アクアティクスセンターを舞台に、飛込競技も開幕を迎えた。

東京アクアティクスセンター ©フォート・キシモト

飛込競技の初日は男子3m飛板飛込と女子高飛込の2種目。

男子3m飛板飛込の予選は、伊熊扇李(日本体育大学)がトップ。その伊熊は3ラウンド目の109Cで87.40を獲得してトップに立つ。続く5154B、5337Dもミスなく演技を終えてトップをキープ。最終ラウンドの207Cを決めて逃げ切りたかったところだったが、そこに待ったを掛けたのが二羽倖駕(近畿大学)だった。5ラウンドを終えて、3.40ポイント差につけていた二羽は、最後の109Cで74.10のラウンドランキングトップのポイントを獲得。最後の最後で伊熊を逆転し、406.60を獲得して優勝を飾った。

男子3m飛板飛込/二羽倖駕(近畿大学) ©フォート・キシモト

「競泳チームのみんなからも声援をもらって、それが力になって良い演技ができました。優勝できると思っていなかったのですごくうれしいです」(二羽)

女子高飛込では、飛込競技らしい抜きつ抜かれつの展開。予選トップは山崎佳蓮(高知工科大学)。最終ラウンドの305Cでミスがあって予選2位だったのは安田舞(日本体育大学)。このふたりが決勝で名勝負を繰り広げた。
まず先にトップに立ったのは安田。山崎は2ラウンド目の407Cで60.80を獲得して安田を逆転。3ラウンド目には今度は安田が再度トップを獲ると、山崎も負けじと4ラウンド目にトップを奪い返す。まさに激戦となったこの試合の行方は最終ラウンドへ。先の演技順だったのは、安田。305Cを決めて63.00を獲得。295.00をマークして山崎にプレッシャーをかける。その山崎は207C。わずかに入水が乱れてしまい得点は61.05。結果、1.75ポイント差で安田が再再度逆転しての優勝を果たした。

女子高飛込/安田舞(日本体育大学) ©フォート・キシモト

「優勝を狙っていましたし、得点も日本選手権を超えることができて本当にうれしいです。2ラウンド目があまり得点が伸びなかったんですけど、ほかが安定した演技ができていました」(安田)