2024.09.11 OWS

【#OWS】男女ともにパリ五輪代表の南出と蝦名が優勝(第78回国民スポーツ大会)

大会HP:https://saga2024.com
日本水泳連盟大会HP/リザルト:https://swim.or.jp/tournament/44029/
国スポリザルト:https://kirokukensaku.net/5NS24/index.html

国民スポーツ大会と名称が変更されて開幕した「SAGA2024国スポ」。11日には佐賀県伊万里市・イマリンビーチにおいて1周約1kmを5周回するコースでOWS競技が行われた。

前日の監督者会議前に開始式が行われ、佐賀県代表の渡辺雅空、宮崎彩子による選手宣誓が行われた。

佐賀県代表の宮崎彩子と渡辺雅空 ©日本水泳連盟

男女とも5kmで行われる国スポのOWS。気温・水温の関係から男子がまず9時にスタートし、2分後に女子がスタートという、時間を早めての開始となった。

男子は序盤から混戦模様。1周目を終えて12人までが6秒以内に収まる展開。2周目も大きな差が付かないままレースが進む。動いたのは、最終周回に入ってから。パリ五輪代表の南出大伸(和歌山県)、本山空(奈良県)、古畑海生(兵庫県)、岩住宏一郎(大阪府)に、地元佐賀県の渡辺雅空を加えた5人が先頭集団を形成し、そのなかで熾烈な争いが最後のタッチの瞬間まで繰り広げられた。

男子5km ©日本水泳連盟

最後に競り勝ったのは、勝負強さが売りの南出。58分46秒6での優勝を果たした。1.1秒差の2位には本山が入り、3位に古畑、4位が岩住、そして渡辺は5位となった。

女子は男子ほど大きな集団ではなく、パリ五輪代表の蝦名愛梨(北海道)を中心に梶本一花(大阪府)、竹澤瑠珂(東京都)の3人が抜け出してレースを展開。2周目までは3人がほぼ固まった状態だったが、3周目から徐々に蝦名が梶本と竹澤のふたりを引き離しにかかる。2位の竹澤に14秒差をつけて入った最終周回、蝦名は最後までスピードを緩めることなくフィニッシュまで泳ぎ切り、1時間00分41秒0で貫禄の優勝を飾った。蝦名から28秒6差で梶本が2位、竹澤が3位となった。

女子・男子の表彰式 ©日本水泳連盟