2024.09.14 競泳

【#競泳】愛知県が4×200mリレーで日本高校新記録を樹立(第100回日本学生選手権水泳競技大会)

大会HP:https://saga2024.com
日本水泳連盟大会HP:https://swim.or.jp/tournament/43954/
国スポリザルト:https://kirokukensaku.net/5NS24/index.html
セイコーリザルト:https://swim.seiko.co.jp/index.html

9月7日にアーティスティックスイミング競技からスタートした、SAGA2024国スポ。水球、OWSと続き、競泳もいよいよSAGAアクアで開幕を迎え、その初日から新記録が樹立された。

この日の最終種目であった少年男子A 4×200mリレー。愛知県が第1泳者にパリ五輪代表の村佐達也を置き、1分46秒76で一気に飛び出す。第2泳者にはジュニアパンパシフィック水泳選手権代表の西川我咲と続き、山田太陽、堀田武蔵もそれぞれ自分の力を存分に発揮。西川は1分48秒75、山田は1分51秒10、そしてアンカーの堀田は1分49秒69で泳ぎ切り、7分16秒30の日本高校新記録を樹立して優勝を果たした。

インターハイで活躍した選手たちを揃える愛知県は、その前に行われた少年男子B 4×100mでも新記録を更新。第1泳者の松山育が50秒35、沼田頼人も50秒99と50秒台で揃え、三浦大志は51秒28、アンカーの小島夢貴は50秒03と49秒台間近の記録で泳ぎ、従来の記録を2秒近く縮める3分22秒65の大会新記録で優勝を飾った。

そのほかの種目では、パリ五輪代表選手たちがその実力をしっかりと発揮。成年女子400m自由形は小堀倭加(神奈川県)が4分11秒57で優勝を果たし、成田実生(東京都)は2分10秒18で少年女子A 200m背泳ぎを制した。

成年女子200m個人メドレーは、このレースで現役引退を表明していた大橋悠依(滋賀県)を平泳ぎで逆転した松本信歩(東京都)が2分10秒51で優勝。大橋も2分12秒03で2位に入った。

成年男子200m個人メドレーは瀬戸大也(埼玉県)と松下知之(栃木県)が好レースを見せる。先行する瀬戸を最後の自由形で松下が追い上げるというパリ五輪の400m個人メドレーを彷彿させるレース展開で、違ったのは瀬戸が勝利したこと。1分57秒20で瀬戸が制し、松下は1分57秒60で2位に入った。

成年男子400m自由形は中島涼(北海道)が接戦を制して3分49秒30で優勝。少年女子B 100m自由形は沖縄県の平良吏美華が長身を生かした大きな泳ぎで56秒63で優勝し、少年男子B同種目はリレーで活躍した松山が50秒42で優勝を飾った。少年男子A 200m背泳ぎは西川が2分00秒31で制し、少年女子B 100mバタフライは石塚宇海(東京都)がひとり1分を切る59秒68で、少年男子B同種目は安藤陽(大阪府)が54秒21でそれぞれ優勝を果たす。

成年女子100mバタフライは飯塚千遥(千葉県)が58秒17で逆転優勝。成年男子同種目も成嶋義徳(東京都)が逆転で52秒10をマークして優勝した。少年女子A 200m平泳ぎは河原彩華(埼玉県)が2分26秒55の好タイムで、少年男子A同種目を齋藤龍(神奈川県)が2分12秒25で優勝。

少年女子B 4×100mリレーは神奈川県が、途中で埼玉県にリードを奪われるも逆転して3分46秒19と、大会新記録に攻める好記録で優勝を飾った。また、少年女子A 4×100mリレーはパリ五輪代表の平井瑞希でリードを奪った神奈川県を後半に逆転した東京都が、3分44秒38で優勝を果たした。