【#飛込】玉井と坂田が2冠を果たし、成年男子3m飛板飛込ではベテラン坂井が接戦を制する(第78回国民スポーツ大会)
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第78回国民スポーツ大会の飛込競技の2日目。ゲリラ豪雨の予報もありながら、大会は無事に予定していた3種目を終えた。
少年女子3m飛板飛込では、初日の高飛込を制した坂田丹寧(茨城県)が好調を維持。405Cでトップに立ち、2ラウンド目に逆転されるも3ラウンド目の205Cですぐに逆転。最後の305Cも大きなミスなく飛びきった坂田が192.60で優勝を果たし2冠を達成。
少年男子高飛込は、飛板飛込を制して波に乗る玉井陸斗(兵庫県)がラウンドごとに会場を沸かす演技を披露。407Cで75.20を獲得したのを皮切りに、207B、6245Dでは81.00をマーク。続く307Cは100.30、そして最後の得意技でもある5255Bでは108.00を叩き出し、合計445.50で全く他を寄せつけず完勝を果たして2冠を達成した。
成年男子3m飛板飛込は、高難易度の技を持つものの完成度には波のある伊熊扇李(兵庫県)と、難易度は低いものの安定感抜群の坂井丞(神奈川県)が競り合いを見せる。
1ラウンド目から75.00の高得点でミスのない演技を見せる坂井に対し、伊熊は407Cで47.60の12位発進。勝負は厳しいかと思われたが、伊熊はここからが強かった。307C、109Cでじりじりと追い上げると、5154B、5337Dでラウンドランキングトップの得点を連続で叩き出し、トップを走る坂井との差を8.95にまで縮めて2位に浮上。最終ラウンド勝負、難易度3.6の207Cを飛ぶ伊熊には十分に逆転の目はあったが、そこはベテランの味。坂井は107Bでジャッジから9.0をもぎ取る演技を披露し、82.15を獲得。伊熊はラウンドランキングトップの88.20を獲得するも、あとわずか2.90届かず。坂井が455.50で優勝し、伊熊は452.60の2位となった。